今のままではだめ、なのか

昨日は介護エンターテイナーの石田竜生さんがわざわざ生野区までいらっしゃった。竜生さんとは一年ほど前に交流会でお会いしたことがあり、そこでFacebookの友達になった。その後、介護にエンタメを取り入れる様子をNHKのニュースに取り上げられるなど、破竹の勢いでご活躍されている。

そんな竜生さんとミスドで『仕事の仕方』や『ライフスタイル』などについて一時間ほどお話をした。そして、竜生さんから『フワフワと生きる』と(褒め)言葉を頂いた。一般的に『フワフワ・ふらふら・ヘラヘラ』は良しとされていない。でも、現状に苦しんでいる方はそれらの要素を取り入れて見てはどうでしょうか。自分についてのエピソードを書きます。

個人事業主として開業して一年程経った、2015年4月。ぼくは自宅で苦悩していた。一歳になった息子を朝、保育園に送ってアパートに戻ってくる。フリーランスとして予定が入っている日は良いが、そうでない空いた日は、一体どうすればいいか。

ぼくは本業『合唱指揮者』として開業届を税務署に提出した。そうであれば、空いた時間は指揮者として『楽譜の読み込み』や『ピアノの練習』などをするべきか。でも、なぜか心が晴れない。平日の午前中にこんなことをしていて、この行動が一体どこに繋がっていくのかが見えなかった。

ある日「もう良いや」と思って、ソファでゴロゴロするようになった。予定が無い日に無理に予定を作るのはやめよう。無理に何かを埋めるのはやめよう。そう考えて、ソファで漫画を読んだり、昼寝をしたりし始めた。「焦り」や「不安」から来る行動を一切やめてしまった。4日ほどソファでゴロゴロした。

ゴロゴロしていると、時折、『あ、あれをしてみたいな』と思う時が来る。「あ、電子書籍を書いてみたい」とふと思う。何せゴロゴロしているので、時間だけはある。思った瞬間にパソコンに向かうことが出来る。そういう行動の仕方に自然と変化していった。「ふと思った瞬間に動く」。

ソファでゴロゴロをやってみて良かったと思う点は、『焦り』や『不安』からくる行動と上手く付き合えるようになったことだと感じている。「ゴロゴロはダメなこと」という罪悪感を手放すことが出来た。実際、電子書籍は今年の1月に初出版後、現在9冊書いていて、合計5万円ほどの利益が出た。

「今のままじゃだめだ」「もっと高みに昇らなくては」という、向上心はもちろん素晴らしい。でも、その想いが強烈過ぎると気持ちがしんどくなってしまう時もある。そういう時は「結構、今もええ感じやん」と思えると、気持ちは楽になる。そんなことを、昨日、改めて思いました。

竜生さん、貴重な時間をありがとうございました!

介護に笑いと生きがいを!【日本介護エンターテイメント協会】