心屋仁之助さんのブログを何気なく読んでいたら、明石市で講演会があるそう。で、時間的にも行ける。さっそくホールに電話したら一枚押さえてくれた!というわけで、楽しく一人旅してきました。




心屋さんの講演会、初めて行きました。とっても面白かったです。
がんばる教の特徴
心屋さんのもとに集まる人は「がんばる教」が多いそうです。がんばる教の特徴は1.我(自力のことかな)が強い 2.我慢好き 3.がんばる。心屋さん曰く、「努力は裏切る。積み上げてきたものは砂のように崩れ去る」。
人生はコロッとうまくいっていい
心屋さんはがんばる教と、心屋教(?)を、仮面ライダーとショッカーに例えます。ここからがほんと、わかりやすかったです。
舞台面(つら)に仮面ライダーと、ショッカーの人形が置かれていました。そして「がんばる教の教祖は仮面ライダー」と言います。仮面ライダーは正しいことを求める。だから、悪がいないと困る。仮面ライダーは悪を探して暴力を振るう。
ショッカーを野放しにする
心屋さんは気づいたそうです。世の中をショッカーだらけにしたら、すごく楽しい、と。ショッカーを自由に、のばなしにする。
罪悪感の壁
ショッカーだらけの世界は、迷惑をかけても怒らない、助け合いの世の中。そして、自分の仕事は「仮面ライダーをショッカーにすること」と言われました。
仮面ライダーは良い人、正義の人。そんな仮面ライダーが、ショッカーになるには【罪悪感の壁】をこえること。
あなたは仮面ライダー?
それともショッカー?
ここで、自分が仮面ライダーかショッカーかをチェックする簡単なテストとして「子供の頃、母親の顔は明るそう、楽しそうでしたか?」という質問をされました。それで、自分が小さい頃、母が辛そうに見えた人は仮面ライダーだそうです。
母を助けるためにちゃんとしないといけない。迷惑かけてはいけない、という気持ちになって、ずっと世直し人生が続くそう。
心屋さんの10の教え
さて、罪悪感(悪いなあ、ダメだなあ)を乗り越える方法を、心屋さんは、10個教えてくれたのでシェアします。
- 好きなことだけをする
ということは好きじゃないことは一切しない。人に甘える。迷惑をかけること - 仕事より家庭を優先させる
ライダーは外側。ショッカーは内側。まずは家庭、親、子など、内側を大事にすること - ネガティブになる
悲しかったら思い切り悲しむ。腹が立ったら思い切り腹立たせる。ネガティブが来た時、笑ってごまかさずに、その感情を味わい尽くすこと - ダメ人間になる
幸せとは、どれだけ人から助けてもらえるか。出来る人は水臭くなる。頑張らずに成り行きに身を任せると、流れ・気流に乗る - 悪い奴になる
素晴らしい人にならない。学校にいかなくてもいい。宿題しなくてもいい。怒られる人間になれ - 人に冷たくする
優しくしない。助けない。機嫌をとらない。嫌だという。教えない。かわいがらない。自分を犠牲にしない - 笑い飛ばす
問題が起きた時、ショッカーはそれを問題だと思っていない。笑い飛ばして解決しようとしない。先送りにしよう。仮面ライダーはセコムがきつい - 値札を見ずに物を買う
または、自分の子供にお年玉を大量にあげる。そうすると、子どもは生きてるだけでお金がもらえる、と思い、自己価値が高まる - おかえししない
ちゃんと受け取ろう。ショッカーはほっといてもうっかり感謝してる - 私は素晴らしい人間なんです、と周りに言う
もう、言われるのを待つんじゃなくて、素晴らしいと自分から言う。そういうことにしよう
「今日、ここに集まった人達は、ぼくと出会った時点で、幸せになるよ。だって、『素晴らしいぼく』を見つけられた、ということは、みんなにはぼくの『素晴らしさ』がわかるということだから。」
ここまでで一時間。残りは魔法の言葉を210個言ったり、歌を5曲ぐらい聴かせてくれたり、盛り沢山でした。

講演会に行ったことで、自分にも相手にもますます「許可」が出せそうだなと思えました。本当にありがとうございました。


p.s.
ぼくが書いた『こころをトレーニング』する方法はこちら
“【講演会レポ】「自分らしく生きる」ために「罪悪感の壁」を乗り越える方法を学ぶ(心屋仁之助さん / 明石市立市民会館 2015/12/12)” への3件のフィードバック
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