ネガティブな感情が、自分の内側から沸き起こってきた時はラッキーです。
なぜなら(怒り・焦り・悲しみ・悔しさなどの)感情としっかり向き合って、浄化してあげることができれば、自分の心はそれまでより広くなると、ぼくは思うからです。
例えば、先日参加したエクスマSNS活用セミナーで『ブログを一時間以内に一本書こう』という授業がありました。ぼくはブログを書くこと自体は日頃やり続けているので、サクサク書きました。

このブログは毎日19時に更新しています。ちょうど、その日アップする記事が出来ていなかったので、「これをそのままその日の記事にしちゃおう」なんて考えながら課題に取り組みました。
このブログでは、生徒さんから感想を頂いた時は嬉しいので、感謝の気持ちを込めて冒頭にその感想を載せるようにしています。それで、ちょうどその日、女優のさっちゃんが感想をくれていたので(さっちゃん、ありがとうね)、深く考えずにそれを頭に持ってきました。
でも、初めてこのブログにアクセスして、パッと見られた方は「ブログのタイトルと記事の内容が違うやん」って思いますよね。だって、その方は(タイトルに関係のある内容が書かれてあるであろう)記事自体に興味を持って、このブログに訪れて下さっているわけですから。忙しい方はさっと読むのを止めるでしょう。そういうことを、講師のハッピーさんからご指摘されました。
・・・うん、おっしゃるとおり!です(笑)

でも、器の小さいぼくは、その時に(この自己流のやり方を)「わかってほしい」と思ったのでしょうね。「いいね」と言ってもらいたかったのでしょうね。そんな欲求が複雑な感情と絡み合って、自分の内側から沸き起こりました。
ここからがポイントですが、もし、世間の常識から言えば「マイナス」と思われている感情が自分の中に沸き起こってきたら、それは実はチャンスなのです。だって、自分の中にある「足つぼ」のようなものを、プチッと押してもらえたわけですから。
大切なのは、プチッと押された時は「痛い!」と叫ぶことです。
プチッ。 「わかってほしい!」。
プチッ。 「認めてほしい!!」。
プチッ。 「腹が立つ!!!」。
こんな感じで、その感情を自分の中から吐き出します。ぶつかり稽古です。
※ その時、「ああ、この感情を表に出したら『大人げない』『器が小さい』と思われるだろうな」なんて、せこいことを考えないで下さい。だって、そもそも器が小さいのですから!
そして、ワーワー騒いで心が乱れた後、自分を見つめ直します。冷静に相手の言葉を受け入れる作業に入ります。すると、すっとその言葉が自分の中に入ってきます。「ああ、そのとおりやな」、と。その後は、素直に自己流を捨てて、先生の模倣をします。
もしも、感情を表に出さなかったら、またそういう機会に遭遇した時に、同じことを繰り返してしまいますよね。
だから、自分の内側にネガティブな感情が沸き起こって来た時はチャンスです。自分の器を広げる機会が来たと思って、しっかりぶつかり稽古してみて下さいね。


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