今日はボイトレの個人レッスンでした。いつもありがとうございます。
声には色々な情報が含まれている
声を聴くだけで、フィジカル面・メンタル面など、その人のパーソナリティを感じることが出来る、とぼくは思います。
ざっと、思い浮かんだキーワードを適当に並べてみると、体調、性格、エネルギー、自信、人間関係を作るのが得意かどうか(包容力)、感情、などなど。
声は自己表現の1つです。
プレゼンでパワーポイントのクオリティを高めるのと同じぐらい、発声訓練はアウトプットのクオリティを高めます。以前、エクスマの藤村先生の講演を聴いて、こんな記事も書きました。
人前で話すときに、話す内容と同じぐらい、声や体をどう使うか、って大切だと思います。
僕は劇団で、舞台の袖から、先輩方の演技を見ていましたが、本当に実力のある先輩が、舞台上に登場すると、その一瞬で、客席の集中力はぐーーん、とアップしました。
そして、芝居中でも役者と客席のコミュニケーションがしっかりとれた、(まとまった「笑い」が起こる)凄い舞台を作っていました。
その能力って、役者だけでなく、人前に立つ誰もが、無いよりかはあったほうがいい、そんな風に思います。目線の角度一つで、場は良くもなれば、ダラダラしたものにもなります。
声の出し方(や身体の使い方)は、その方の魅力をより高める技術の1つだと、ぼくは思います。
復習にご利用ください
さて、ここからは今日来てくださった生徒さん(歌のボイトレ)のために書きます。
今日、ボイトレをしていて、一番感じたこと・復習してほしいな、と思ったことは「ブレストレーニング」です。とくに、スタッカートの時に使う筋肉を鍛えると、高音でも更にしっかり発声出来るようになると思います。
ご自宅で出来るトレーニングを紹介します。
(1) 風船ブレスのポイント
- 素早く膨らませるのではなく、じっくりゆっくり膨らませること
- 首や肩には力をいれずに、お腹だけを意識して膨らませること
(2) ストローと爪楊枝のポイント
- 指に爪楊枝を100回当ててみよう
p.s.
友達がぼくの紹介記事を書いてくれました。金さん、ありがとう!
【今日の生徒さんのメニュー】
- ストレッチ 肩回し / 首回し
- ブレストレーニング レガート tempo 60 7拍 / 11拍 / 15拍
- 風船ブレス 10回
- ブレストレーニング スタッカート tempo 80 4分 / 8分 / 3連符 / 16分
- リップロール ロングトーン 地声 / 裏声 / 裏声 → 地声 / 地声 → 裏声 → 地声
- リップロール 音階練習 BからAまでdrmfsfmrd
- リップロール 音階練習 裏声で FisからDまで drmfsfmrd
- リップロール 下降 FisからCまで drmfsfmrd
- リップロール 音階練習 dmsdsmd
- 表情筋と舌のストレッチ
- ハミングでロングトーン 地声 / 裏声 / 裏声 → 地声 / 地声 → 裏声 → 地声
- ハミング 音階練習 drdrd BからGまで
- 割り箸を噛みながら発音 a i u e o
- i 母音でロングトーン ポルタメントで裏声→地声 / 地声 → 裏声 → 地声
- 発音 wi で音階練習 drmfsfmrd BからAまで
- ギター伴奏付きで 楽曲練習