128 ぼくらは誰もが『ハロルドの摩天楼』を自分の内側に持っている

生野区の友達でもあり、プロジェクトのパートナーでもあり、音楽の先生でもあり、子育ての先輩でもある、作曲家の朴守賢(ぱく・すひょん)さんが、大阪成蹊女子高等学校吹奏楽部第6回定期演奏会で指揮をする、ということで、昨夜は大東市のサーティホールに行ってきました。とっても良かったです。

朴さんを改めて尊敬します。

0324
ぼくと朴さんとの出会いはこちら

※ ここでは音楽をやってる人が読んでも何の為にもならないことを書きます

朴さんは自身の解説で『ハロルドの摩天楼』をこう表現します。

書き終えた曲から都会的なイメージを得て、超高層ビル群を指す「摩天楼」を曲名に付しました。例えば、序奏ではそびえ立つ摩天楼の空間の支配力やそれに対する畏怖の念、Allegroでは都会の人々のエネルギッシュで活発な生命活動、Lentoではそんな人々が一人の時に垣間見せる、もの悲しげな表情といったところでしょうか。(曲名もイメージも後付けなので、曲自体は決して描写音楽ではありません。)

※ 参考演奏

まず、この8分ほどの曲を、自分の内側から生み出されたことに、素直に驚きます。そして、同時に思います。

ぼくたちは誰もが朴さんのように『ハロルドの摩天楼』のような想像力・エネルギー・感情・表情を自分の内側に持っているのだと(ちょっとかっこつけてますね。それは、昨日の朴さんに刺激を受けたからです(笑)でも、ほんとにそう思う)。

ぼくたちは外側から言葉を過剰に与えられている。「こうしたら正解だよ」という価値観を与えられすぎている。そして、社会的な役割・立場・躾を全うすればするほど、自分の内側にある「何か」を感じにくくなるのではないか。

そもそも、自分の内側に沸き起こってくる感情や表情は白黒はっきりしたものではない(嬉しいのに悲しい、など)。感情は言葉のようにクリアカットに表現できるものではない。朴さんの表現活動を見ていると、そんなことに改めて気付かされる。

他人の価値観で行動するのもいい。

しかし、朴さんのように、時には自分の内側に耳を傾ける。そして、「正解」を基準に行動するのではなく、自分の「直感」や「美しいと感じる心」を信じて行動する。そんな生き方も、ぼくたちは日常生活の中で出来る。そう思いました。

朴さん、生徒のみなさん、素敵な時間をありがとうございました。

12823001_477991169076518_1121892491_o


design (4)
満席になりました。ありがとうございます。
design-8
03/12(土)14:00 – 16:00 大阪・桃谷で開催します

design

design (2)