岩盤浴で漫画を読む

鶴橋駅から徒歩10分ぐらいのところに、延羽の湯というスーパー銭湯があります。昨日は、そこの岩盤浴に行きました。

室内に漫画を持ち込めることが出来たので、井上武彦さんの『リアル』を6巻まで読みました。

『リアル』の奥付を見ると、最初に出版された年は2001年。15年前です。当時、『リアル』を読んでいました。15年経って30歳になった今、再び一巻から読むと、また違った目線から『リアル』を味わうことが出来ました。

例えば、価値観について。

車いすバスケの試合中に、「なんとかなると思うな」というようなセリフが書かれていました。15歳の自分は、おそらくその「頑張る」価値観は何よりも素晴らしい、と思っていたと思います。

一方で、ぼくは、今、「まあ、なんとなかる、なるようになる」みたいに思いながら生きているので、その違いが面白かったです。

戦いの世界での価値観と、そうではない世界での価値観は違うように思いました。

また、主人公の周囲の人間が「俺達、車いすバスケで飯を食っていない。家庭がある。生活もある」みたいなセリフを言っていて、ぼくは社会人の合唱団の活動をしているので、その言葉にも共感しました。15年前の15歳のぼくでは、その意味はわからなかったです。

6巻の父と子が再び向かい合うシーンは、泣けました。岩盤浴しながら泣きました。息子との時間を大切にしたいな、と改めて思いました。

というわけで、汗を書きながら漫画を読める岩盤浴。楽しいです。