昨日はボイトレの個人セッションでした(写真は、インナーマッスルを鍛えるトレーニングで力尽きた生徒さん)。
声そのものが持つ力
最近、会議や研修などに参加していて、よく感じていることは、声そのものが持つ影響力です。
全体によく通る
聞き取りやすい滑舌
早口すぎない
良い響き
これらの声を持つ人が話す時と、そうでない時、会場の集中力は大きく変わります。
たとえ、どんなに良い内容を準備していたとしても、会場の一体感はスピーチする人間が発信する非言語情報によって大きく変わります。それは、詳しく書くと、
身体の使い方
目線
身振り手振り
などですが、とりあえず、声さえはっきり通れば、心強いです。
良い声は自分の中にある
そして、昨日、ボイトレをしていて改めて思いましたが、良い声というのは、既に自分の中にあります。その出し方・使い方を知らないだけ、です。心屋さんもよく言う「ある」ですね。
少し専門的になりますが、母音(a,i,u,e,o)によって、響き方や身体の使い方は若干変わってきます。
昨日、ボイトレを受けられた生徒さんの一人は、u母音を発声した時、支えのある声になりました。そして、i母音の時、頭によく響く、明るい発声になりました。
そういう、ほんのちょっとしたニュアンスの違いを身体で感じてもらいながら、「ああ、こうすれば出しやすいのか」というのを掴んでいってもらっています。
一人ひとり、発声は違うので、毎回、プログラムは若干変わります。それがまた楽しさでもあります。
ぼくは、生徒さんお一人お一人の幸せを、発声のアプローチから全力で応援しています。昨日もありがとうございました!
【6月の日程】
24日(金)
10:30 / 13:30 / 16:00
19:00 * 初めてのボイトレ
30日(木)
10:30 / 13:30 / 19:00
16:00 * 初めてのボイトレ