いよいよ活動が始まりました。
昨日はカメラマンの佐藤豊浩くんと一緒に商店街に行き、「合唱団のメンバーになって下さい」とお願いを一軒一軒にしました。
※ 大阪芸大を卒業。東京で過ごした後、生野区に戻ってきた佐藤君。ぼくと同じ1985年生まれです。
これまで企画はすべて頭の中で考えたものです。実際にスタートさせてみて、昨日は色々な気づきがありました。
前途多難はネタになる
お店の方にお誘いのお願いをすると、「(歌うのではなくて)聞くのは楽しみにしてるわ」「(わたしは出ないから)頑張ってや」という声を予想以上にもらいました。
ガーン。
少しずつ不安が高まってきました。でも、これ、映像的には「面白い」です。
最初から最後まで、スムーズに盛り上がって終わってしまうと、企画者や参加者は楽しいかもしれませんが、それを見ているお客さんはつまらない。
もちろん、「やらせ」までいくとちょっとどうかな、と思いますが、昨日は自然なぐらい前途多難でした。だから、もう素の状態で、良いドラマになる予感はありました。
そして、これって日常生活にもあてはめられるな、と。
カメラが無かったとしても、前途多難になればなるほど、その人に起こった困難はドラマになる。だから、当事者は苦しいかもしれませんが、「ドラマ」だと思えば、エンタメになる。
合唱にできること
実際にお店の方とお話をする中で、テーマらしきものがぼんやりと見えてきました。
それは「お店同士の繋がりが薄れてきている」こと。昔に比べると、今は新しいお店が出来ても、知らない間になくなっている。そういうケースが少なからずあるそうです。
お店は出しているものの、商店街内の会議にはほとんど出ていない。そんなお店も少数ですがありました。
もしも、「繋がりが薄くなってきた」と感じているお店の方、あるいは、会合にはでない方が、合唱団に参加して頂ければ、今よりは繋がりが生まれるのではないか。一緒に声を合わせることで、関係性は深まるのではないか。チラシを手配りしながら、そんなことを思いました。
一回目の練習は7/17です。
それまでにもう一回行って、今日お会い出来なかったお店の方を合唱団に誘おうと思いました。応援よろしくお願いします!
