喜多亮太(yatai DE イタリアン Ramo ラーモ)

いくのの日の橋爪大輔です。今回は喜多亮太(きたりょうた)さんを紹介します。

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取材日:2016年7月15日

喜多亮太(21)

三重県多気郡出身。日本を代表する高級店・ポンテヴェキオのパスタ部門シェフ・小谷逹氏のもとで約2年間修行した後、yatai DE イタリアン Ramo(ラーモ)を7月にオープン(マルシェ横丁内)。

香りを組み合わせることが楽しい

父親が伊勢茶を作る農家に生まれた喜多さん。小学校の時は、畑で育てた野菜を収穫して自分で料理をすることにハマっていたそうです。中学生の卒業文集には「三重の食材を使った調理師になることで三重県に恩返しをしたい」。高校生レストランで有名な相可高校⇒辻調理師専門学校と進みます。

18歳の時に偶然食事をした、そのお店のシェフ(小谷逹氏)の『香りの組み合わせ』に感動した喜多さん。弟子入りをして、修行期間の2年間は「3時間睡眠・料理書を読む毎日だった」と話します。

その後、「自分の力で切り盛りしてみたい」という気持ちで、yatai DE イタリアン Ramo(ラーモ)を7月1日にオープン。Ramoはイタリア語で「枝」です(師匠のお店がAlbero=木という意味に対して)。屋台村で経験を積んで、ゆくゆくは三重で独立したいと夢を語ります。

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近鉄今里駅から歩いてすぐにあるマルシェ横丁にオープン

働くことが楽しそうな喜多さん。「それまでは厨房とサービスが離れていたが、今はお客様との距離が近いので、喜ばれている姿が見られて嬉しい」。そして、「味は5種類、つまり、塩・甘味・酸味・苦味・旨味に対して、香りは500万種類ある。香りと香りをどう組み合わせてアレンジしていくかが楽しい」と喜多さんは話します。

  ★ おすすめのメニュー

ramo風ペスカトーレ 1350円

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  ★ お店情報

yatai DE イタリアン Ramo(ラーモ)
マルシェ横丁内(HPはこちら

営業

ランチ:11時30分〜14時
ディナー:17時~24時

定休日 毎週水曜日

〒544-0001 生野区新今里4-6-26
電話 050-3559-0058

  ★ いくのの日とは

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こちらをご覧ください

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ