生野区まちづくりセンターの橋爪大輔です。生野区の未来を想う交流会 まちカフェ 7月を開催しました。その様子をお伝えします。
生野区には4つのブロックがあります。Aブロックが北鶴橋・鶴橋・御幸森・勝山・東桃谷、Bブロックが舎利寺・西生野・生野・田島・生野南・林寺、Cブロックが中川・東中川・小路・東小路、Dブロックが北巽・巽東・巽・巽南です。
まちカフェは4つのブロックを順番に回っています。今回はBブロックの生野銀座商店街・どりー夢館が開場でした。ちなみに次回のまちカフェはDブロック・巽南で行います(詳細は後述します)。
やりたいをカタチに
生野区でまちづくりに関わりたいという想いのある人、その人の『やりたい』がカタチになるように、生野区まちづくりセンターが応援する。それがまちカフェのコンセプトです。

最初に円になって自己紹介をします。その自己紹介の中で、自分の『やりたい』を口に出して頂きます。
それをホワイトボードにメモして、参加者同士・共通のテーマが合えば、グループになります。
自己紹介の後、今回は3つのグループ(空き家チーム・バルチーム・子育てチーム)で話し合いをしました。話し合う前に、改めてお伝えしたことは「出来れば、具体的にプロジェクトを立ち上げて進めて下さい。まちづくりセンターはそのプロジェクトを全力で支援します」ということです。夢や希望を語るだけではなく、実際にやり始めてみる。
その結果、3つのグループ全てが、具体的に動き出しました。それぞれのチームの話を共有します。
空き家チーム
生野区は空き家率が高い。その空き家を活用して、カフェ・コミュニティファーム・イベントなどをしていきたい。
予算をどうしていくか。大阪NPOセンター主催するCSOアワード2016に応募したい。締め切りは8/29。それまでに企画をブラッシュアップさせていく。その練り上げたものをコンペに応募するし、また、クラウドファンディングなどにもつなげていきたい。
バルチーム
『いくのの日』(毎月19日)で旗を掲げてくれているお店が増えてきた。それらのお店がバルでまとまることで、地域と経済を活性化させていきたい。今、13店舗のお店でバルの実行委員会を立ち上げようと動いている。まずは、実験的にバルに取り組むことで、経験を増やしていく(バルの素作り)。
9/6(火)に初めての実行委員会を開催予定。どういう意識でやっていくかを共有する。個人商店が単独でセールをしても知られにくいが、全体でバルをすることで目立つ、そして経済的にも持続可能にしていく。
会議の内容、予算などを公開していくことで、バルに興味を持ってもらいたいと考えている。
子育てチーム
7/28と8/25に夏休みの子ども向けイベントを開催する。7/28はママ達がプログラムを行う。英語あそび、割り箸鉄砲射的、石鹸デコパージュ、食育クイズ、貯金箱作り。場所は生野会館。チラシは近隣の小学校に200枚程度渡した。会館の定員は30名程。スタッフはハサミとノリを持参して欲しい。
8/25はプロの音楽家・マリンバとアフリカンダンスを生野区民センターに呼ぶ。定員は300名。この日はスタッフが16人ほどは欲しい。現在13人はいるので、あと3人ほどスタッフとして参加して誘導や受付などを欲しい。9:15〜椅子並べを20分でする。10:10 開場。10:30 開演。
また、まちカフェ子育てチームは、区役所で開催されているいくみん子育てラウンドカフェと合併して団体を作り、生野区持続可能なまちづくり活動支援事業に応募しようと動いている。団体名は生野で育児をたのしもう いくすく子ネクトに決めた。
次回のご案内
次回のまちカフェ 8月はDブロック・〒544-0015 生野区巽南5-16-34で開催します。なぜ、この場所でするか。この場所を管理されているオーナー・杉山雅昭さんは京都の大学院でまちづくり(ソーシャルイノベーション)の研究をされています。
また、杉山さんはオーナーとして、カフェスペースやワークショップを開催できる場所を持っており、その場所そのものも体感してもらいたい、そんな理由でこの場所を選びました。
「生野区のまちづくりに興味がある」「生野区のエネルギーある人と交流したい」という方でしたら、どなたでもご参加出来ます。参加無料です。ぜひお越しください。お申し込み・お問い合わせは06-6711-0888(生野区まちづくりセンター)まで。