平安善彦(たこ焼き たこ源)

いくのの日の橋爪大輔です。今回は平安善彦(ひらやすよしひこ)さんを紹介します。

dsc_0115.jpg

平安善彦(61)

1955年5月22日生まれ。山口県出身。生野区在住。看板屋で25年ほど働いた後、2012年3月10日にたこ焼き たこ源を疎開道路すぐそばにオープン。

若い子にアゴで使われてたわ

10歳の時に父親の転勤で大阪に引っ越された平安さん。「飽き性だった」と振り替える平安さんは高校を中退された後、洋食屋・ライン作業・葬儀屋・保険の営業と多くの仕事をされますが、たいがいは一年以内に退職。そんな中、たまたま募集チラシを見た京橋の看板屋で5年ほど勤められます。

「絵を書いたり、字を書いたり、ものを作ったりするのが好きだった」と語る平安さん。「自分でやりたい」という想いが強くなり、城東区で自営業の看板屋を20数年営業されます。バブルが崩壊して暇になり、50代の平安さんは、たこ焼きのチェーン店で3年ほど勤めます。「若い子にアゴで使われながらやってたわ」と笑う平安さん。

その後、「たこ焼き屋を自分でやってみーひんか」と声がかかり、200万円の資金を借りて、勝山北にたこ焼き たこ源を開店(借金は返済済み)。今年で4年目になります。

dsc_0129.jpg
絵を書くのが好きな平安さん
dsc_0125.jpg
店内はカウンターで7席

たこ焼きの美味しさ

たこ焼きの美味しさとは何かをお聞きしたところ、「外はカリッ、中はトロがたこ焼きの醍醐味。中に味がないお店が多い。うちは出汁にこだわっているから何もつけなくても食べられる。自分はこれが美味しいと思ってやっている」と平安さんは話します。

たこ源を開業するとき、森の宮や玉造など色々な場所を探しました。「この場所に来たのはお導きやと思ってる。たこ源は人生の集大成。人の輪をどれだけ作れるか楽しみや」と平安さんは語ります。

  ★ おすすめメニュー

焼きそば 400円

dsc_0109.jpg

かん水・小麦粉・塩・卵を使った自家製麺。モチモチッとしていてスルッと食べられます。「いくのの日見ました」でたこ焼き・焼きそば・お好み焼き50円引きを一回のみサービス。

  ★ お店情報

たこ焼き たこ源

営業
平日 午前8時~午後10時30分
休日 午前11時~午後10時

※ 粉もんは午前10時30分より。
朝はうどん・蕎麦 250円~販売。

定休日 不定休
〒544-0033 生野区勝山北2-4-9
電話 06-4980-0722

  ★ いくのの日とは

dsc_0123.jpg

こちらをご覧ください

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ