ワークショップが始まる前に、例えば机やイスをどう並べるのか。そこにファシリテーターとしての考えや意思が現れる

昨日は商店街で合唱団を作ろうの第一回目の練習がありました。ここでは、そこで起きた出来事などは書かずに、合唱を練習として取り組まずに、ワークショップ的に取り組む時に、ぼくが気を付けていることを書こうと思います。とてもニッチな記事ですが、今考えていることなので、ブログに残しておこうと思います。

まず、練習とワークショップの違いですが、ここでは敷居の高さと定義づけたいと思います。例えば、合唱まちづくりに置き換えてみます。まちづくりの『練習』とは言わないので、まちづくりの『勉強会』とまちづくりの『ワークショップ』はどう違うのか。

まちづくりの『勉強会』は、専門家の教授の方などが座学的に受講者に座学的に知識を授ける、といった雰囲気でしょうか。専門用語も使われるでしょう。それに対して、まちづくりの『ワークショップ』は、専門家が居たとしても、その人は講師ではなく、進行役・ファシリテーターとして立ち居振る舞いをするでしょう。カジュアルな雰囲気で、参加者の人はまちづくりに関して、知識があろうがなかろうが、皆それぞれがそれぞれなりに心地よく過ごすことが出来る。それが『ワークショップ』だとします。

ぼくが、昨日、商店街の方々に行ったのは、もちろん『練習』です。歌が歌えるようになること。しかし、その形式は『練習』ではなく『ワークショップ』であるように意識しました。

例えば、会場の空間をどう設定するか。もう言い尽くされていると思いますが、それでも地域のミーティングなどに参加すると、未だに長机が口の字型に配置されて、マイクを使って会議する、なんて場面に出くわします。

机を口の字型に置くか、椅子だけにして円にするのか、それとも半円にするのか、それをワークショップが始まる前に準備しておくことも大切だと思います。昨日に関して言えば、半円に設定。参加者の方が2列に座ろうとされたので、そこはあえて「一列で半円に座って下さい」と伝えました。

あるいは、例えば『楽譜』は使用しませんでした。歌詞をホワイトボードに書き、参加者はそれを見ながら歌いました。リズムや音程は口頭で伝達しました。こんなことを考えながら、昨日は練習をしました。