発声が9割

「ためになる話をしているのだろうけど、その人のシャツについたミートソースの染みが気になってどうも話が入ってこない」。そんな経験をされた人もいると思います。

実は見た目だけではなく、声の出し方に関しても同じです。今回の記事では、ぼくが劇団でトレーニングを受けた中で、これは多くの人に知ってほしい、と思っていることをお伝えします。

どんな人にもおすすめ

おそらく話し手の性格や人柄は良いのだろうけれども、何故だかその人の話に集中することが出来ない。そこには発声的な原因がある場合も多いです。そしては才能ではなく、技術的な改善によって解決可能です。

話す技術を磨くことは、人前に立つ研修講師の方々だけではなく、社内外のミーティングなどで進行役を任された係長など管理職の方にもおすすめです。ほんの少しのスキルアップが、会議の結果を大きく変える、と言っても過言ではないほど発声の技術は大切です。

誰でも簡単にスキルアップができる方法は2つです。

ひとつは足踏みをしないことです。立ち位置を定めたら、そこから一歩も動かずに最初から終わりまで話す。慣れないときは、足の甲の上にペットボトルの蓋を置いて訓練するのも良いでしょう。

動きが制限されることは、話し手の下半身が安定して、声に力が出やすくなると共に、受け手側も目線が定まって落ち着きに繋がり、一石二鳥です。

そしてもうひとつは、滑舌を練習することです。一番簡単なのは「あえいうえおあお・かけきくけこかこ・・・」を最後まで言います。次におすすめなのは、新聞や書籍など、パッと手に取った文章を初見で音読することです。速く読む必要はありません。

滑舌が良くなり、一つ一つの単語が明確に聞き取れるようになると、それだけで受け手側は安心に繋がります。逆に、言葉が聞こえにくいと、その場は少しずつ集中力が欠けた空間に変化していきます。

まとめ

普段は音読を心がける。そして、本番では足をフラフラさせない。これだけで、発声は大きく変わります。そして、声が変わると、その場の雰囲気・そこから得られる結果も変わってきます。興味のある方はぜひトライしてみてください!