意外と気がつかない!人前で話すときに知っておいてほしいこと

人前で話すときシリーズをいくつか書いてきました。今回は、環境(話す場所)に合わせて話すスピードを意識することについて書きます。

人前で話すとき、当日の本番の会場で出来ればリハーサルをして欲しい事は前回書きました。リハーサルの時に、舞台から客席の風景を認識しておくことで、目が客席に慣れます。事前にその風景を眺めておくことで、本番でも少しは気持ちが落ち着きます。

そして、視覚的にリハしておくのと同時に、意識してもらいたいのが聴覚。自分の声が会場にどう響くかです。慣れない人にとってこの点は意外と気がつかないのですが重要です。

ぼくは2009年から4年間、児童青少年演劇を生業にする職業劇団に勤めていました。そこで、特に人気のある作品の場合、一年間で30回ぐらい繰り返し公演していました。内容は同じですが、演技は毎回少しずつ変化します。その変化する要因の一つが体育館でした。

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劇団に勤めていた頃の写真です

体育館は広さも違えば高さも違います。どのくらい反響(エコー)があるかは、実際に現場に入ってみるまでわかりません。

そして、ある日の体育館で先輩から「今日は風呂屋やで」という声がかかるときがあります。その意味は『今日の会場はよく響くから、声が聴き取りにくくなる。いつもより話すスピードを落としなさい』というメッセージでした。

おわかりいただけますでしょうか。

講演先の会場が響きすぎる場所だった場合、いつもの調子で喋ると、お客さんは言葉を聞きとるのに苦労する場合があります。

ですので、話をされるとき、その会場がどのぐらいエコーがかかるかを気にされると、よりクオリティの高いパフォーマンスを出すことが出来る。そんなことを、お伝えしたかったので書きました。

会場に着いた時は、反響面も注目されて見てくださいね!

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