子育て中のママを対象に親子で気軽に参加できる合唱サークルを大阪の鶴橋で始めました

京都で合唱団を作って7年。その間、女性メンバーの何人かは結婚と出産をしてママになりました。

合唱をしたいけど、子どもを連れて行くと騒ぐので気が引ける。そんなママも少なくないと思います(まあ、うちの合唱団は子連れ全然オッケーですが)。

そんな子育て中のママを対象に、親子で気軽に参加できる合唱サークルを大阪の鶴橋で始めました。試しに一度、よく知った仲のママ達と一緒に練習してみましたが、まあ、うるさいです(笑) そう考えると、児童合唱団ってほんと凄いですね。

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でも、途中からは皆で集まりだして、

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なんか遊んでいました(笑)

サークルなので歌いたい曲を持ってきて練習する、というスタイルです(次回は宇多田ヒカルの『花束を君に』を練習します)。対象は子育て中のママ。活動日は毎週月曜日の11:00〜12:00です。場所は鶴橋駅近くの地域の会館。参加費は場所代として一回300円程度を頂きます。

ご興味のあるお方は気軽にご連絡下さい。090-8233-1985(橋爪)

商店街で合唱団を作ろうの発表が終わりました!聴きに来て下さった皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました

おかげさまで【商店街で合唱団を作ろう】が終わりました。

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台風が迫る大雨の中、ビショビショになってまで発表に立ち会って下さった皆さん、本当にありがとうございました。Facebookへの投稿も心の底から嬉しいです。感謝。

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生野区仲間の葉菜茶まま子さんはブログで熱く語ってくれました。まま子さん、ありがとう。全文はこちら

みんなの心を歌で一つにした成果。商店街の人達に希望や楽しみを持って貰えた成果。地域の人達に楽しみを持って貰えた成果。有言実行!凄いです。聞いていた人はもちろん、歌っていた人にも感動を与えた今日の合唱。歌い終わった商店街の方々はとても良いお顔をされていました。

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ギターは生野区仲間の「おっちゃん」。今回もサポートに感謝!

『合唱には人と人とを繋げる力がある!商店街で働く方々に集まってもらって、新しい人も昔ながらの人も、さらに繋がるとともに、一緒に声を合わせることで商店街のエネルギーを発信しよう!』

ただそれだけの想いで始めたこの企画。現実は驚くぐらい不安要素ばかりでした。

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団員募集のチラシを配ったものの、果たして何人の商店街の方が練習会場に足を運んで下さるのか。練習を開始したものの、果たして商店街の方は自分達の歌として歌って下さるのか。平日の15:30という早い時間帯の発表で、果たしてお客さんは来てくれるのか。そして、当日はびっくりするぐらいの大雨。課題が出てくるたびに、「良い方に事が進みますように」と願いながら過ごしました。

結局、10数人の方が集まり、CDを商店街に流してまで練習してくださいました。お客さんがいなくて絶望するかと思いきや、休みを取ってきて下さった方々、いくのな方々が、雨の中駆けつけてくださいました。本当に感謝しかないです。

それらの一部始終をカメラに収めてくれた、カメラマンの佐藤豊浩君。最後まで一緒に取り組んでくれてありがとう!

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商店街の方々・当日聴きに来て下さった地域の皆さん・この企画を実行してくれた生野区まちづくりセンター、、、みんなきっと喜んでくれたかな、と思います。あとは、映像作品としてまとめることで、生野銀座商店街を発信していきます!

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聴きに来て下さった皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

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IKUNO GINZA のTシャツと共に

嫌なことがあったとしても、気にせずに淡々と行動し続けること

ブログを丁寧に書く姿勢が戻ってきました。

ちょっと前までは、合唱団のブログの過去記事をコピペして、毎日更新をなんとか途切れないようにしていましたが(現在294日連続更新)、やっぱりパソコンに向き合って、しっかり書くほうが気持ち良いですね。ここ数日は2記事程度を予めストックしておいて、毎朝、予約投稿しています。

例えば『ブログを一日一記事書いて、Facebookやtwitterにシェアする』ことを目標にするとします。思うのが、その作業は、朝起きて時間が経てばたつほど腰が重くなる。なので、最近しっくりきている方法は、記事自体は前日に準備しておいて、早朝に予約投稿する設定にしておきます。

前日に記事を予約投稿しておいて、翌朝にシェアする習慣ができると、ブログを淡々と更新し続けるペースが掴めます。朝にシェアしてから、その日の活動に入るので、一記事一記事に『これで良かったか?』などの執着が薄くなる。こんな感じで、最近はブログ更新と付き合っています(多分、またそのうち変化すると思いますが)。

毎日更新をしていると、良い時もイマイチな時もあります。あるいは、自分の発信した内容によって、ちょっと嫌なことが起こる時もあるかもしれない。でも、その嫌なこともあまり気にせずに、淡々と継続することかな、と思っています。

エクスマ塾の藤村正宏先生はこう語ります。

「3年ぐらい前から世の中は変わった。今までのビジネスのやり方を考え直した方がいい。昔は楽しく仕事をしているなんて不謹慎だった。でも、今、例えばエクスマのセミナーの募集告知をすると、あっという間に満席になる。それは『仕事を楽しもう』という機運の高まりじゃないか」

「今までは、マスメディア・広告・販促・カタログなどで、生活者に直接マーケティングをしていた。これからは、SNSやブログなどによってコミュニティが出来、そのコミュニティの中で消費が起こる。とにかく一年間、受験勉強のように、死ぬ気でブログとSNSを楽しもう。瑣末(さまつ)なことを辞めて、一日2時間はSNSをしよう。ブログを1000記事書いたら奇跡が起きるよ」

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エクスマ創始者・藤村正宏先生

というわけで、やることは見えているので、あとは淡々とやり続けるのみです。皆さん、死ぬ気で楽しみましょう!

ママ達が集まり、生野区の子育て環境がより良いものにしたい、という想いで結成された『いくすく子ネクト』のイベントが終わりました!

「夏休みに暇をしている子どもたちに良質な体験をさせてあげたい」という想いで、生野区のママ達がイベントを開催!大阪市が実施する地域こども体験学習事業の仕組みを利用して、生野区民センターにアフリカの音楽団を呼びました。

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朝9時に集まり、ママ達+生野区まちづくりセンターのスタッフで打ち合わせ。

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準備開始

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ジョイントマットで子ども席を作ります

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ママ達の子どもも一緒に準備

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準備が終わり、スタッフ向けに事前レクチャー

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コンサートスタート!71人の方が集まりました

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個人として前に立って凄い!子ども達、一人でどんどん前に立って欲しいと思いました。

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子どもも一緒に共演

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ジェンベ体験コーナー

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アフリカンダンス

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最後にママ達で挨拶

ママ達が集まり、生野区の子育て環境がより良いものにしたい、という想いで結成された『いくすく子ネクト』。7月に地域の会館(生野会館)での開催に続き、2回目となった『夏休み子どもお楽しみDAY』。2つのイベントを終えて、いい感じのチームワークになってきたなあ、という印象です。

これからの『いくすく子ネクト』の活動に期待しています!応援します!お疲れ様でした!

いくすく子ネクトについて 

  アンケート結果

○参加人数
子供37名、大人34名=合計71名
保護者アンケート回収枚数 18枚

イベントを知ったきっかけ
友人からの口コミ 8名
小学校配布チラシ 7名
Facebook 5名
子育てプラザのポスター 1名

○属性
40代女性 8名
30代女性 6名
40代男性 2名
50代女性 1名

○住まい
生野区 13名
生野区外 5名

○イベントの感想
「楽しかったですが、少し寒かったです。」「楽しかった。」「楽しかったです。なかなかできない体験ができてよかったです。」「楽しく、子供も目を輝かせていました。」「アフリカの方と一緒にダンスに歌に、とても楽しかったです。」「子供も楽器にさわれて、良い体験ができ、よかったです。」「子供たちも楽しそうだったので良かった。」「とても良かったです。」「子供たちがイキイキとしていて良かったです。」「アフリカ音楽を身近に感じれて良かったです。」「目の前で演奏が聴けて迫力があり、とても良かったです。」「楽しかったです。アフリカに行きたくなりました。なかなか触れる機会がないので、貴重な時間でした。」「子供の学校のチラシで知りましたが、親の私の方が楽しみでした。ドラムを叩けて嬉しかったです。」「とてもすばらしく、楽しかったです。」「近くで生演奏が聴けて、ドラムを楽しそうにたたく子供たちがイキイキとしてました。ママたちのパワーに、笑顔に、素敵なイベントに参加できて、夏休みの思い出になりました。」「生の音楽と触れられるイベントは楽しく、子供も喜んでいました。」

○今後希望するイベント
「親子で参加できるイベント」「音楽・ダンスイベント」「ダンス・歌、体をうごかすこと」「生野区発見ウォークラリー(子供が歩く機会が少ないので)」「体験型イベント、インターナショナルなことなど普段できないこと」「音楽や表現することを楽しめるイベント(演劇など)」

生野区の空き家活用は本気モードに入っています!

橋爪家は生野区の空き家を購入してリフォーム。その住宅部分の一部を『住み開き』(じぶんだけの場所を、みんなの場所へとちょっとだけ開く)します。

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住み開きのイメージはこんな感じ

そして、橋爪家のような生野暮らし、つまり、職と住が近接した生活スタイルをしたい!という想いのある御方がもし他にもいらっしゃったら、生野区は建築士・行政・不動産・生野暮らし実践者などがチームになって、御宅の空き家探しと改築を応援します!

それが【生野区空き家を活用したまちづくりプロジェクト】(略していくP)です。

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橋爪家、図面は完成しました。

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行政の方も後方支援して下さいます

いよいよ、現実的なステップに入っていきます。

今回、橋爪家は借地権付建物で暮します。建物は自らが購入する方法で行きます(改修工事は自らの負担と責任で自由に出来る)。借地権とは他人の土地を建物所有を目的に借りることです。

つまり、橋爪家は「空き家は購入」「土地代は地主さんに毎月支払う」という選択をしようとしています。

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大阪府不動産コンサルティング協会の米田さんに教えてもらいました

よし、家を買おう!でも、どうやって買ったら良いの?

そこで【いくP】に新たなメンバーが加わって下さいました(ありがたい)!生野区の不動産屋さん・(ほん)さんです。

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中川にある不動産のサポート業務を行うアステルホームの代表・洪隆義さん

洪さんとはオープンナガヤのイベントで知り合いました。生野区の空き家活用のために、ひと肌脱いでくださいます!ありがとうございます!

みなさん、おわかりのように、ぼくは空き家・不動産・建築・DIYなどに関して全て素人です。でも、「生野暮らしをしたい!住み開きをしたい!」という想いさえあれば、【いくP】の専門家メンバーが動いて下さいます。

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プロフェッショナルがチームで応援

契約が終わり、解体作業、そして改修作業に入っていくのはおそらく12月頃になると思います。家をいくらで買うのか、地代はいくらぐらいかも、許可が取れたらオープンにしていきます。

とにかく、ぼくが今回言いたいのは一言。生野区の空き家活用は本気モードに入ってます!みなさん、ぜひ、生野区の空き家に住みましょう!ご期待ください!

ブログで何を書いたらいいか

Facebookで繋がったエリザベスが奈良から生野区にお越し下さいました。ありがとうございます。「ブログで何を書いたらいいか」という質問を頂きました。

ブログに書く内容はそれぞれの自由なので、何を書いてもいいと思います。ただし、自分のしている活動を知ってもらおう、ブログを仕事に繋げていこう、と思うのであれば、文字通り、『自分の情報』を書くと良いと、ぼくは思います。

例えば、今回、一緒にお話ししたエリザベスは、奈良に住んでいて、パート勤務をしている、という情報は予め知っていました。でも、あとは「心屋」とか「エクスマ」に興味があるんだな、というぐらいの認識です。

お話をしていると、エリザベスは『清掃員』の制服が好きで、それを着たくて京都駅でパート勤務している、と知りました。そして、「京都駅の大空広場はカップルが集まるけど、実は・・・」とか、「清掃員として働いていて最も大変なこと」とか、「外国人からよく質問されるおすすめスポット」など、清掃員ならではのお話を教えてもらいました。

そこにはエリザベスならではのリアリティがあります。『主婦・パート勤務のブログ』より『京都駅で働く清掃員の日常』のほうが、読んでみたいな、とぼくは思います。

なので、自分自身を発信して行こうと考えているのであれば、一般的・抽象的(「みんな幸せになろう!」みたいな文章)より、具体的・主観的に書いた方が良い。そんなことを思いました。あとは毎日更新して、書き慣れることですよね。

エリザベス、お互い、どんどん失敗しながら、一緒にがんばりましょう!

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頂いたお土産。スベる諸症状の緩和『オモシロクナ〜ル』・・・真面目ですみません(笑)

エリザベスのブログ

将来が不安になる方にお伝えしていること

「将来が不安になりませんか」という質問を頂きます。

例えば、ぼくの一年後はどうなっているか予想が出来ません。それは『働き方』という意味で、です。一寸先はとっても闇です。

『生野区』とか『まちづくり』とか『空き家』などの発信をしていますが、でも、この流れは今年(2016年)の4月からです。生野区まちづくりセンターで働くようになってからです。3月までは区役所に通うなんて思ってもみませんでした。

「やる?」と言われたので「はい!」と応えて今に至ります。

演劇で即興のトレーニングがあり、そこでは『イエスアンド』という考え方があります。誰かがアイデアをオファーしたら、受け手は、まずはとにかくそのオファーを「イエス」と受容して、そこに更に自分のアイデアを「アンド」で追加する。そんな意味です。

「まちづくりやる?」「イエス!」。そんな感じで、今は生野区のまちづくりに関わっていますが、これがどう進んでいくのかは神のみぞ知る、です。

そんな不確定なスケジュールの中で、ポイントはやっぱり隠さない、ということでしょう。

例えば、ぼくの平均的な一日はこうです。9時までに息子を保育園に送る。17時頃に息子を迎えに行く。その間、8時間があります。この8時間がぼくの自営業タイムです。

現在は、そこにまちづくりの仕事が加わっていて、13時~17時の間、区役所や地域にいることが多いです(結構、頻繁に休んでいますが)。つまり、午前中の4時間が自営業タイム。午後の4時間がまちづくりタイム。

でも、何度も書きますが、3月までは8時間が自営業タイムでした。去年の12月ぐらいにブログで『来年のスケジュールはガラガラです』と発信したところ、「やる?」が舞い込んだ。

なので、そういうことも含めて、日頃からブログなどで自身を発信すること。暇なときは暇と書く。忙しそうに見せない。隠さない。すると、なんとかなっていくように思います。

夏目漱石の小説の何かで、大学を卒業してから仕事を探す、みたいな登場人物がいました。在学中に『次を埋める』ための行動なんてしていない。それぐらいの態度でどうでしょうか。

そんなことをお話ししました。

あなたが電子書籍の原稿を書く前にするべきこと

「電子書籍を出版してみたい」という相談を受けます。

Amazonのkindle(電子書籍)は2012年10月に日本上陸しました。年齢でいうとわずか3歳。それに対してtwitterは10歳、Facebookは12歳、Googleが18歳、yahooが22歳。kindleが黎明期なのがわかります。

例えば、ぼくぐらいの影響力だったとしても、2016年1月に初めての配信をしてから、半年で合計146冊・約47,049円の結果が出ました。ですので、個人事業主の方は特に、やらないよりかはやったほうがいい。そう思います。

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販売数はリアルタイムで把握出来ます

ここでひとつポイントがあります。

(やってみないことにはわかりませんが、)おそらく、電子書籍をただ出版しただけでは、ほとんど購入には結び付かないだろう、という気がします。

じゃあ、どうするかといえば、販売を開始したことを、自分のブログやSNSなどでシェアする必要があります。そこで始めて興味を持ってくださった方がダウンロードしてくれる。そういう告知の仕方が必要でしょう。

でも、おそらく、普段、あまりFacebookで発信していなかったり、ブログの更新頻度が低い場合は、いざ、電子出版の告知をしたところで、友達からの反応は薄いのではないでしょうか。

なので、もし、電子出版を考えているのであれば、原稿を書く前にまずはブログを書く。あるいは、ブログの更新と電子出版を関連付けるのであれば、こんな方法もありです。

それは(電子書籍はミニコンテンツと言われていて、原稿量の目安はおおよそ1万5千字なので)、15個のキーワードを書き出す。そして、一つのキーワードにつき、1000字程度の文章をブログに書く。それをまとめて電子書籍化する。

つまり、まずは無料で使えるブログに文章を継続的に書いていきましょう、ということです。ぼくの場合、毎日記事を一本ずつ書くと、月間で30本のコンテンツが溜まります。その中から反応のよかったもの、例えば『夫婦関係』の記事のアクセスが良かったら、次回作はそれをテーマにした本作りをする。そんな感じで反応を見ながら製作できます。

電子書籍を作りたい方は、まずはブログを書いたり、SNSで発信をしてみましょう!と、相談者さんにはお伝えしました。

p.s.

もちろん、橋爪出版はいつでも電子出版代行をボランティアで手伝っています。いつでも、Facebookのメッセンジャーにメッセージをください。ただし、友達として繋がっている方のみです。

商店街で働く方々に集まってもらって一緒に合唱をすることで、繋がりを深めて商店街を盛り上げたい

『商店街で合唱団を作ろう』の最後の練習(3回目)が昨夜終わりました。8/29(月)生野銀座商店街夏祭りのオープニング(15:30~スタート)で、発表します。

『商店街で働く方々に集まってもらって一緒に合唱をすることで、繋がりを深めて商店街を盛り上げたい』。

シンプルに書くと、それだけの想いで企画を作成(4/9)。お店を一軒一軒まわり、団員募集のチラシを配り(6/17)、一回目と二回目の練習(7/17,8/7)をして、そして昨日が最終日でした。

実際にやってみて、3回ぐらい不安に襲われました。

一回目は、頭の中で考えていた企画をいざ、行動に移した時、つまり、チラシ配りをしている時、予想以上にお店の方々からの反応が薄かったことです。

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頭を下げて団員を集める指揮者

事務局の森山さんからは「どうしましょうね、みなさん、一国一城の主ですからねえ」と慰めの言葉を頂いたりしました。企画の最初から「あ~、やばいな、これはやばい」という気持ちでした。

結果的に、昨日も8人の方が集まって下さり、当日は10人程でステージに立てると予定しています。

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舞台での立ち方をお伝えして、凛々しく立つ皆さん

人数は集まったものの、次の不安は発表時間でした。

当初の予定では、お笑い芸人の方々のステージが終わった後、おそらく19:00過ぎぐらいからの発表を考えていました。その時間帯だったら、まあまあ自然に人はいるだろう、という予想です。

しかし「一旦お祭りが始まったら、自分の持ち場から離れるのは難しい」という問題が発生しました。それはそのとおりです。皆さん、各自の出店があります。

なので、演奏時間を変更。オープニングとして15:30になりました。・・・オープニングと言えば聞こえは良いですが、実際、人は集まるのか。さらに、その時間だと「まだ仕事をしてるわ」という商店街の方々もいらっしゃいました。「やばいよ、やばいよ」です。

結果的に、その方のお仕事がデイサービスということで、当日その施設に皆で集まり、利用者さんも歌ってもらいながらリハーサルをする、という段取りになりました。リハビリデイサービス「あ・うん」さんの、協力的なご姿勢や柔軟なご対応に心から感謝します。

お客さんがいるのか?はまだ心配ですが、ぼくの関係から5人、「あ・うん」さんの利用者さんから5人、ギターを弾いてくれるおっちゃん(ニックネーム)の関係から10人程度。事務局の森山さんからも「オープニングなので、商店街の人達をみな集めましょう」という提案もあり、何とか、閑散とした状態は免れそうです。

良かったら、聴きにいらしてください。最寄駅は寺田町駅。生野銀座商店街で15:30~です。

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最後の不安は、企画意図が達成されているか、です。

「合唱やって、まあ楽しかったんじゃないの」として終わってしまったら、単発のイベントです。あくまで、この企画の目的は『繋がりを深めて商店街を盛り上げたい』。

お店同士の繋がりが薄れてきている」という言葉をチラシ配りをしている時に頂きました。昔に比べると、今は新しいお店が出来ても、知らない間になくなっている。そういうケースが少なからずあるそうです。

これも結果的に、良い方向に動いたと感じています。例えば、本番の当日に施設をお借りしてリハーサルをするリハビリデイサービス「あ・うん」さんは、今年の一月に商店街にオープンしました。

そこに、昔からの商店街の皆さんが集います。「あ・うんさんの中に入ったことないわ~」とおっしゃっている方もいました。間接的ですが、ぼくが商店街に入り込んだことで、こういう接点が生まれました。

三回の練習を積み重ねた結果、みなさんの表情も柔らかです!

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というわけで、三回の練習は終わりました。綱渡りのような企画でしたが、結局いい感じでまとまってきました。本番も良い時間を過ごせるのではと感じています。お時間のあう方はぜひ聞きにいらしてください。

また、この企画は最初からカメラマンの佐藤豊浩君が撮影してくれています。最後は短いドキュメンタリーになる予定です。こちらも良かったら楽しみにしておいて下さい。では!