声がこもっていて聞き返されることがある。声が低くくて聞こえづらい。音程がつかめず音痴なのでカラオケが苦手

昨日はボイストレーニングの仕事でした。女性の方が初めてお申込みして下さいました。目的やお悩みは次です。

声がこもっていて聞き返されることがある。声が低くくて聞こえづらい。音程がつかめず音痴なのでカラオケが苦手。自分と言うものが無くグラグラする。

昨日お伝えしたことを、ブログでも改めて書きます。

メンタルについて

まず、身体的なトレーニングをする前に、メンタル(心)の状態が声に大きく影響することをお伝えしました。特に最初なので、セルフイメージについて話しました。

極論を言えば、声がこもっていて聞こえづらくても別にいいやん。音程がつかめず音痴でもカラオケで楽しく歌ったらいいやん。自分が無くてグラついてもいいやん、ということです。

(よく言われていることですが、)「良くない声」「音痴」「グラグラ」にバツをつけているから、そういう自分に苦しくなってしまう。もちろん、「良い声」「歌が上手い」「ぶれない」ことは素晴らしいですが、その真逆のものに対しても許可を出すことが出来れば、気持ちは楽になります。

ポテンシャルについて

そもそも、誰でも「良い声」「響く声」を持っている、とぼくは思います。生まれたての赤ちゃんは皆、良く響く声で泣きます。でも、消耗したり、あるいは躾などで抑圧される中で、本来持つ豊かな素材を制限している。

だから、その押さえているものを解放すれば良い声が出る。ぼくはトレーニングでそのお手伝いをしている。そう考えています。

トレーニングについて

まずはブレス(呼吸)をしてもらいました。歯に息をあてて、「スー」という無声音を出しながら息を吐き、吐ききったら鼻から息をいれる。その様子を見ていると、やはり『息を出すこと』そのものに対して、制限をかけながら吐いているように感じました。

なので、その身体の緊張をほぐすために、肩をずっとあげた状態のまま、息を吐き、吐ききって息をいれるときに、ストンと肩を落としてもらうエクササイズを数回行いました。それをしたあと、もう一度通常通りブレスをするだけで、息の『質』が変わりました。

ブレスコントロール(レガート=7拍吐いて1拍で吸う ⇒ スタッカート=メトロノームに合わせて瞬時に息を吐く)をした後、リップロールをしました。

まず、地声でリップロールをすると、少し息の混じった響きの暗い音が出ました。そこで、裏声でリップロールをすると、しっかりと共鳴を捉えた、明るい音が出ました。再び地声に戻ると、明るい響きの音に変わりました。

この『共鳴する感覚』を掴んでもらうと、自然と「聞こえづらい」あるいは「こもる」という問題は解決します。

その後、キーボードを使って音階を少しやりましたが、きっちりと耳で音を捉えて、正確な音程を出されていました。『音痴』に関しても、慣れない面はあったとしても、「思い込み」が大きいのではないか、と予想しています。

復習用に細かく書きました。また次回、一緒に楽しみましょう!

p.s.

8月の予約可能日は残り2つになりました。ご興味のある御方はこちらをご覧ください。

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