「将来が不安になりませんか」という質問を頂きます。
例えば、ぼくの一年後はどうなっているか予想が出来ません。それは『働き方』という意味で、です。一寸先はとっても闇です。
『生野区』とか『まちづくり』とか『空き家』などの発信をしていますが、でも、この流れは今年(2016年)の4月からです。生野区まちづくりセンターで働くようになってからです。3月までは区役所に通うなんて思ってもみませんでした。
「やる?」と言われたので「はい!」と応えて今に至ります。
演劇で即興のトレーニングがあり、そこでは『イエスアンド』という考え方があります。誰かがアイデアをオファーしたら、受け手は、まずはとにかくそのオファーを「イエス」と受容して、そこに更に自分のアイデアを「アンド」で追加する。そんな意味です。
「まちづくりやる?」「イエス!」。そんな感じで、今は生野区のまちづくりに関わっていますが、これがどう進んでいくのかは神のみぞ知る、です。
そんな不確定なスケジュールの中で、ポイントはやっぱり隠さない、ということでしょう。
例えば、ぼくの平均的な一日はこうです。9時までに息子を保育園に送る。17時頃に息子を迎えに行く。その間、8時間があります。この8時間がぼくの自営業タイムです。
現在は、そこにまちづくりの仕事が加わっていて、13時~17時の間、区役所や地域にいることが多いです(結構、頻繁に休んでいますが)。つまり、午前中の4時間が自営業タイム。午後の4時間がまちづくりタイム。
でも、何度も書きますが、3月までは8時間が自営業タイムでした。去年の12月ぐらいにブログで『来年のスケジュールはガラガラです』と発信したところ、「やる?」が舞い込んだ。
なので、そういうことも含めて、日頃からブログなどで自身を発信すること。暇なときは暇と書く。忙しそうに見せない。隠さない。すると、なんとかなっていくように思います。
夏目漱石の小説の何かで、大学を卒業してから仕事を探す、みたいな登場人物がいました。在学中に『次を埋める』ための行動なんてしていない。それぐらいの態度でどうでしょうか。
そんなことをお話ししました。