昨日は『まちカフェ 生野区の未来を想う交流会 9月』でした。
今年の5月から月1回第三土曜日に開催して、今回で5回目です。まちカフェは開催場所を固定せずに、地域にあるコミュニティスペースを利用しているのが特徴のひとつです。参加者に色々な『場』を知ってもらいたい、という想いからです。

まちカフェは『生野区のまちづくりに関わってみたい人』『エネルギーのある方と交流したい人』が対象です。『生野区でやりたいこと』を話して、それをカタチにするお手伝いをします。最初はお客さんとしてまちカフェに参加される方も、回数をかさねていくうちに、まちの『プレーヤー』になります。













さて、これまでのまちカフェであれば、自己紹介⇒グループワーク⇒発表という内容でしたが、今回は『大阪市地域公共人材養成講座』を受講されている方々が、その授業の一環として参加されました。なので、いつもと内容を変更して『生野区を変える一撃』をお一人ずつ発表して頂く、という回にしました。


最初に生野区まちづくりセンターのアドバイザー・キムラーさんが5分間、生野区のプロフィールや歴史・課題をスピーチします。そのあと、A4の紙に参加者それぞれの『一撃』を記入してもらいます。椅子を座学形式に変更して、審査員席を設けた後、12人の参加者の方にそれぞれ発表してもらいました。


『サンタランならぬ、いくみんランでSNSで話題に』『空き家を貸しキッチンに再生』『区外の人に生野区の魅力を伝えるIKUNO EXPO』『自転車のまち・生野区でレンタサイクル』などなど、生野区の魅力を再認識するようなアイデアを発表して頂きました。

参加者、あきよちゃんの感想を紹介します。
今日は午前中生野区のサロン西田さんで、まちカフェがありました。まちセン木村さんから生野区の概要(高齢化率、空き家率、外国人比率等)を5分きっちりとまもって説明があった後、我々参加者がいくのを変える一撃を一人ずつ提案しました。提案者には、聴衆一人ひとりが付箋で励ましの一言をさしあげるというものです。それぞれの提案をまちセンの方々が審査し、良いアイデアには賞を授与するという流れです。趣向を凝らした面白いカフェの運営方法だと感心しました。午後から仕事が入って先に退出いたしたので、どなたが賞をとられたのか見届けることはできませんでしたが、いくのブランド、マラソン、貸しキッチン、レンタサイクル、特区、いくのEXPOなど面白い提案がいっぱい出ました。

昨日、ぼくが感じたことは、最初に書きましたが、まちカフェは参加者の皆さんが楽しみながら『プレーヤー』に進んでいく場になれば良いな、と願っています。例えば、5月に参加された生野区のママ達はその後、生野区の子育てチーム『いくすく子ネクト』を結成して、夏休みにイベントを2回しました。

まちの新たな実践者がどんどん現れて、まちカフェという繋がりの中で、お互い信頼しあい、助け合う。そんな場をこれからも生野区に作っていきたいと思いますし、生野区まちづくりセンターだけでは作れないので、参加される皆さんと一緒に育んでいけたらと思います。10月もよろしくお願いします。
【10月のまちカフェ】
★ 日程
10/15(土) 10:00 – 12:00
★ 場所
東桃谷福祉会館
〒544-0033 生野区勝山北3-4-32
★ 参加費
無料
★ 主催
生野区まちづくりセンター
住所:大阪市生野区勝山南3-1-19
生野区役所4階
★ 参加方法
あるいは、まちづくりセンターまでご連絡ください
電話:06-6711-0888