楽しくボイトレをして悩みも解決!

昨日はボイトレの仕事でした。トレーニングを始めてもう一年が経つ、ぼくにとって大切な生徒さんです。最初に来られた時のお悩みは「大きい声で歌うほど安定しない」「お腹から歌えない」「裏声が細い」というものでした。一年経った今、それらの悩みは解決している、と自信を持ってお伝えできます。それぐらい変化されました。

昨日のトレーニングメニューを生徒さんの復習用に書きます。

まずは【風船ブレス】:100均で買ってきた風船を膨らませます。ポイントは一息で膨らませること。ゆっくりじわじわと膨らませること。これを10回行うことで、呼吸筋を鍛えるとともに、レッスンにスイッチを入れてもらいます。

次に【ブレスコントロール】:メトロノームに合わせて息を吐きます。カウントは7・11・15拍と徐々に時間を長くしていきます。もう一つはスタッカート。メトロノームに合わせて、身体の中にある息を一瞬で吐ききります。この訓練をしている時に、ぼくは生徒さんのその日の体調などを感じとります。

次は【リップロール】:昨日の生徒さんは、もう既にリップロールで音程をコントロールできるので、最初から「ドレミファソファミレド」の音階でリップロールをしました。

意識した点は、中音域から高音域にかけて、地声を押すことで音程に到達しようという癖があるので、中音域まで歌ったら、一旦止めて、今度は裏声でリップロールをしてもらい、高音域から中音域にかけて下降することをしました。

こうすることで、ブレイクポイント(地声と裏声がひっくり返る地点)をスムーズに行き来できるようになります。

リップロールの後は【ハミング】:裏声で「ドレドレドレドレド」の音階で中音域から始めます。昨日、生徒さんが準備してきた歌の最高音が「ミ♭」だったので、ハミングでそこまで歌えるか、この時にチェックします。体調も良く、バッチリ歌っていらっしゃいました。

ハミングの次は【発音】:ハミングは「n」と歌うので、そこから発音に繋げるには「na・ni・nu・ne・no」のどれかを選択します。昨日の生徒さんの声を聴いていると、「no」の発音が一番響いていたので、「no」で「ドレミレドレミレド」の音階で、最高音「ミ♭」まで歌いました。

発音に関しては「no」に比べると、他の「na・ni・nu・ne」の響きはやや劣っていたので、ここが、昨日の生徒さんの更なる伸びしろポイントだな、と感じました。母音や子音が変わっても響きのある声で歌えるようになっていきましょう!

【発音】の後は【滑舌】:「na ne ni na ne ni na ne ni na ne ni ×2 no」を「ドドド レレレ ミミミ レレレ ×2 ド」の音階で最高音「ミ♭」まで訓練しました。滑舌はさらに改善出来ます。特に「あぶりカルビ」という早口言葉を練習してみてください。

【滑舌】のあとは【跳躍】:生徒さんが準備した曲に「5度の跳躍(ラ♭⇒ミ♭)」がありましたので、発音「no」で「ド・ソ・ド・ソ・ド」の音階でスタッカートで最高音「ミ♭」まで訓練しました。余裕があったので、「ド・ソファミレド」というスタッカート+レガートも練習しました。余裕でしたね。

ここまでが【発声練習】です。ここまでで昨日の生徒さんはだいたい40分ぐらい。ここから【実践練習】です。生徒さんが選んだ曲を実際に歌って練習します。ぼくはメロディをキーボードで弾いてサポートしたり、ギター伴奏で生徒さんの気持ちを盛り上げたりしています。

【実践練習】では、曲のメロディを「リップロール」⇒「ハミング」⇒「発音『no』」で歌った後、歌詞で歌います。大きな声で安定して歌っていらっしゃいましたし、豊かな裏声でした。歌うための基盤は出来て来ましたので、これからは「歌ってみたい」という曲に色々と挑戦されてみてください。

素敵な歌声でした!


【10月のレッスン予定日】

10/26
10:30 / 13:00 / 16:00 / 19:00

10/27
10:30 / 13:00 / 16:00 / 19:00

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