読書の大晦日

昨日から読み始めた家入一真さんの本が面白くて、ずっと読んでいます。

きっかけは、先日取材に行った新井千春さんの事務所に飾ってあった『こんな僕でも社長になれた』。面白そうなタイトルだな、と思ってKindleで購入しました。そして、続編になる『我が逃走』。面白いです。妻がデパートで買い物をする隣で、黙々とスマホで読みました。

年末年始のダラダラ日記2日目でした。

「雇われるよりも起業したほうが、たとえ失敗したとしても学びは多い」(株式会社ソラシア代表・新井千春さん)

先日の空き家カフェで知り合った新井千春さんは、30歳にして不動産管理会社(コンサル)の社長さん!しかも生野区民!ということで、事務所のある八尾まで行ってきました。

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新井千春さん(30)

1986年7月26日生まれで八尾出身。生野区生まれの奥様と、2011年頃から巽南で暮しています。お子さんも2人います。

高卒で社長

大学にはいかず、高校卒業後、独立を視野に入れながらキャリアを積み重ねていかれた新井さん。

「20代はやったことのない職種をしたかった」。

飲食店・工場・カジノのディーラー・ごみ収集車・フィットネスクラブのトレーナー・整骨院・レンタルビデオと、様々な仕事を経験された後、26歳で不動産のフランチャイズを運営。2015年9月に八尾市北本町に事務所(株式会社SORASIA)を構えました。

会社を設立するなんて、なかなか簡単には決断出来なさそうですが、それについて質問すると、「5~10年、雇われて学ぶより、自分で2年ぐらい仕事をしたほうが失敗しても学びは多い」と話す新井さん。いやはや、さすがです。

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幼稚園からの同級生と二人で会社を運営

シェアハウス運営と地域活性

新井さんは、現在、関西圏のシェアハウスを9件管理されています(東京のパートナー企業と合わせると総数35件)。

「シェアハウスに住むような方々はコミュニケーションが上手。社会貢献に対する気持ちも強いので、今後は地域に開くシェアハウスを運営して行きたい」と話されます。

例えば、豊中では地域の方が栽培された野菜をシェアハウスの敷地内で販売する、そんな取り組みもされているようです。

やりたいを仕事に

『楽しい』『好き』『やりたい』をボランティアやサークル活動で終わらせずに、起業して家族も養う。でも肩肘を張らずに、これからもワクワクと直感を大切にしていく。新井さんのお話を聞いていて、そんな印象を受けました。

また半年ごとか、一年後とかに取材をして、新井さんの『今』を聞きたいと思いました。新井さん、生野区もよろしくお願いします!

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組織名 株式会社SORASIA
代表 新井千春
所在地 〒581-0802
大阪府八尾市北本町1-2-20
電話 072-920-7107
メール info@sorasia.jp

HPはこちら

岡山・高梁の山の上で餅をつく

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昨日は妻の実家の岡山・高梁の山の上にあるお祖父さんのお家に行きました。

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山の上にあるので

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どれだけ走っても安心です。

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去年

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今年

大きくなりました。

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お義父さんと餅つき

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餅を丸める妻

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山の上での毎年の恒例行事でした!

夫婦2人の暮らしを大きく包んでくれる長屋

空き家カフェで知り合った、建築家の松村一輝(かずてる)さんのお宅を見に行ってきました。

北区の豊崎にある長屋を2014年にリフォームされました。一輝さんご本人が設計。施工は生野区の木村工務店です。

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松村一輝 HPより

玄関

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HPより

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玄関を開けると大きな黒板

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奥様が昔、靴の販売をされていたこともあり、見せる収納で靴が並んでいました。

2階 リビング キッチン ダイニング

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天井の木は、リフォーム前のをそのまま活かしています。壁を白く塗って木を見せる。新築では出せない味わいですよね。いや~、素敵な長屋です。素敵すぎる!

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物が沢山並んでいるのに、ごちゃごちゃしているように見えない、これが見せる収納ですね!

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陶芸が趣味の一輝さん。オリジナルのマグカップでお茶を頂きながらお話を聞きました。手間をかける、って良いですね。

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キッチン。どこになにを置いているか、一目瞭然ですね。

そして、この動画がまた素敵なんです。

一輝さんの文章を引用します。

大阪市内で梅田より徒歩15分、最寄の地下鉄より徒歩10分を切る立地で、限られた予算の中で、暮らしの器となる家屋・土地の利便性とのバランスの取り方として、「郊外」「新築」「一戸建て」とは違う、「都心」「中古」「長屋」「改装」という選択です。

昭和39年、東京オリンピックが開催された50年前に、増築の記録が残っている古い建屋を、現況建基法を満たす構造補強、省エネ等級4の断熱材を性能面で確保しつつ、仕上げ・空間・予算のバランスを肯定的な「これで良いよね」を基準に選択していきました。日々の生活の道具、住まい手の趣味、これからの暮らしの変化も、おおらかに受け入れる住まいを目指しました。小さな長屋ながら、夫婦2人の暮らしを大きく包んでくれる住まいとなっています。

建築家として独立して14年ほどが経つ松村一輝さん。お家の話だけでなく、個人として働く楽しさやご苦労もお聞きすることが出来ました。同じくフリーランスで仕事をしている4年目のぼくにとって、得ることが多くありました。

松村一輝さんのHPに沢山写真があります。ぜひご覧ください。一輝さん、ありがとうございました!

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お店同士でイベントを企画して助け合う生野区

2年程前から生野区のお店を紹介してきました。

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紹介するために取材に伺い、30分なり1時間なり、お話を聞くことで、お店の方とぼくの繋がりは生まれてきます。

次の新しい流れとして、お店同士が繋がり、協力が生まれていったら面白いだろう・・・。ということで、お店の方に集まって何回か会議を重ねた結果、来年、新しい取り組みをやります。

いくのの日の旗を掲げてくれているお店がオリジナルのイベントをします。そして、そのイベントを他のいくのの日のお店が手伝う(宣伝しあったり、当日の協力であったり)。こんなコンセプトです。お店同士がイベントを企画し合い、手伝い合う。なかなか無い試みだと思いませんか(笑)

というわけで、第一弾はJR桃谷駅北口からすぐの和カフェ・葉菜茶さん。この日限りの夜にBar。日本酒とおばんざい・はなBarをされます。

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イベントページはこちら

このはなBarのイベントに、いくのの日の他のお店もお手伝いをしたり、ギターでライブをしたり、という形で関わります。そして、第二弾は3月に予定。

疎開道路と桃谷商店街のところにあるたこ焼き・たこ源さん。

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たこ源さんで、たこ焼き作りワークショップを考えています。昨日、たこ源さんに集まって、どういう手順でワークショップをするか、何分ぐらいかかりそうか、などを有志で考えました。

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粉を混ぜるところからスタート

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実際にたこ焼き器をお借りして作ります

対象は小学3年生ぐらい~大人。日程は3/19(日)の10:00~13:00頃。参加費は1500円ぐらい。また詳細はお伝えします。ぜひ、親子でご参加下さい!

みんなで協力して、生野区を面白いまちにしていきましょう!

合唱団の今年の活動が終わりました

昨日は京都市伏見青少年活動センターで開催された風蓮堂(ふうれんどう)コンサートに参加。ぼくたちの合唱団はミュージカルRENTの『Seasons of love』やクリスマスソングを演奏しました。

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新メンバーのごろんによる指揮

今回、10組以上の『表現者』達が漫才や大道芸、そして楽器の演奏をされました。

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主宰のChieさん
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大道芸のアンジェラ・チェリーさん
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ギターとピアノでジブリを演奏

もちろん、演奏のクオリティは上手いにこしたことはないです。それと同時に、ライブの良さはいかにお客さんと一緒に演奏を楽しめるか、そんなことを感じました。

昨日で、合唱団の一年の活動は終わりました。

来年は、1/14に合唱ワークショップ、2/11に混声合唱フェスティバルとイベントがあります。来年も楽しく活動が出来れば幸せです。メンバーの皆さん、一年間お疲れ様でした!来年もよろしくお願いします。

妻もDIYに初参加!夫婦で床張りをしました

空き家のリフォーム。1階は大工の春本さんが中心になって進めていますが、2階は自分達でDIY。子ども部屋の床張りをしました。

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最初の1列目は難しいので、春本さんの力を借りました。

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2列目からスタート!

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妻が床材を切ります。

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ボンドを塗ります。

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叩いてはめ込みます。

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タッカーを打ちます。

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夫婦の協同作業です。

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というわけで、4時間で8列ほどの床を張りました。続きは来年です。お手伝いも大歓迎です!

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苦手なカラオケを克服する方法

ぼくはボイストレーニングの仕事をしています。

生徒さんの中には「人前で歌うのが苦手」だったけれども、トレーニングを積み重ねるうちに「カラオケで歌えるレパートリーが増えた」とおっしゃって下さる方もます。

なぜなら、1回60分の中で、前半は基礎の発声練習 ⇒ 後半は実際に曲を使っての練習になるので、トレーニングを続けていると、自然と沢山の曲に触れることが出来るからです。

【苦手なカラオケを克服する方法 その1】普段から曲に触れること、歌うことです。「人前は無理」という人でも、ぼくの前でしたら安心して歌って頂けます。「ここは音が外れているので、こう直しましょう」と丁寧にフォローするからです。

【方法 その2】裏声を使うことです。多くの方は普段、ほとんど地声だけを使って話しています。地声で出せる音域は狭いです。その音域で高音を出そうとすると、喉は詰まって苦しくなります。

最初、裏声はひ弱でコントロールしにくいですが、使っていくうちにコントロール出来る領域が増えていきます。地声と裏声を自由に使用できると、歌う時に低音から高音まで出せるようになります。

というわけで、カラオケが苦手な方は、普段から地声だけでなく裏声も使って見てください。そして、一緒にトレーニングして曲を楽しみましょう!

一般の高校生と合唱の練習をする時に気をつけたほうが良いこと

明日、ワン・ワールド・フェスティバル for Youthが大阪国際交流センターにて開催されます。

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そのイベントの一つにアーティストのカズンのトークショーが企画されています。

トークショーを企画した高校生二人から「トークショーに参加した生徒たちで、カズンの『The pearl of Africa』を歌いたい」というアイデアが出たそうです。

でも、英語の曲ですし、何人の方が歌ってくれるのか不安。そんな話が回りに回ってぼくのところまでやってきた、という経緯です。

というわけで、ワンフェスユースに大勢で参加する予定の立命館宇治高校に行き、このような状況を生徒さん達に話しました。そして、「企画した二人を歌で支えて欲しい」と伝えて、20分ほどの練習をしました。

合唱部などでない、一般の高校生を目の前に合唱の練習をするとき、以下のような点に気をつけています。

★ なぜ練習するかを明確にする

今回でいえば「企画を成功させて欲しい」という意図を、最初にはっきりと伝えます。すると、皆さん賢いので、しっかり練習に向き合ってくれます。

★ 楽譜を使わない

歌詞をホワイトボードに書きます。それは生徒達とアイコンタクトを沢山とるためです。手元にプリントがあると、どうおしても目線が下がってしまうので。

★ 順序良く練習する

いきなり歌いましょう!と投げかけても、普段、歌を歌っていない生徒たちは恥ずかしいもの。なので、まずは「声をだすところ」から始めます。つまり、歌詞をリズムに合わせて読むこと。そして、慣れてきたところで音を付けて歌います。

こんな感じで、昨日は練習を進めました。明日、カズンのトークショーが成功することを願っています。コーディネイトして下さった高橋さん、立命館宇治の杉浦先生、ありがとうございました。

ワン・ワールド・フェスティバル for Youth