昨日は京都市山科区にある四ノ宮児童館にて、小学生を対象に45分の合唱ワークショップを行いました。昨日のメニューはこんな感じです。
★ 歩く&止まる&集まるゲーム(7分)
『ワークショップのスタートは、全員が誰でも簡単に身体を動かして参加出来るものがいい』と、確か、大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムで勉強した記憶があります。
特に今回の場合は小学生が対象でしたので、このゲームを選択しました。
グループを作る時に「大人とグループになってね~」と言うと「え~、嫌だー」と拒否反応を示していた子ども達ですが、ゲームが始まると無我夢中で近くの大人とグループを組んでいたと思います。
★ いもむしごろごろ(10分)
このゲームもアイスブレイクです。特に「うたあそび」+「身体を動かす」+「身体接触を伴ったコミュニケーション」です。
わらべうた『いもむしごろごろ』に合わせて、フロアを練り歩き、歌の終わりに合わせて近くの人と二人組になり、じゃんけんをします。その後はジャンケン列車のように、どんどんと列を作って最後は一列になる、というゲームです。
小さい子ども達はじゃんけん列車が大好きなので、昨日は2回繰り返しました。
★ 休憩 (8分)
子ども達とのワークショップというのは、思っている以上にエネルギーを使います。そして、何より会場全体に漂う集中力が継続していくか、が大切です。なので、昨日も、早めに間に休憩を取りました。中学生以上になると、この時間帯での休憩は要らないと思います。
★ ジングルベルを歌おう(20分)
休憩後は、合唱団のメンバー達には子ども達の後ろに座ってもらいます。合唱団が子どもの後ろから、しっかり声を出して歌ってもらうことにより、自然と子ども達の声を引き出して行こう、という意図です。
全体で斉唱 ⇒ 合唱団が子どもの中に混ざって斉唱 ⇒ 合唱団だけで合唱 ⇒ 子どもは斉唱・合唱団は合唱と、形式を変えながら繰り返し歌いました。
以上で45分です。持ち時間は60分でしたが、特に小さい子ども達とのワークショップは、キリの良いタイミングがやってきたら終わる、という選択をすることも、ぼくは大切だと考えています。
人に感謝
合唱団は土曜日の午前中という集まりにくい時間帯にも関わらず、赤ちゃんを合せて14人でワークショップが出来ました。進行をしたのはぼくですが、合唱団のメンバーが最初から最後までフォローしてくれているおかげで、安心してワークショップすることが出来ます。ありがとうございます。
そして。ぼくたちの合唱団のワークショップを初期から見続けて下さっている、京都市東部文化会館の鈴木さん。コーディネートも含めて、もう10回以上はワークショップの現場に立ち会って下さっています。毎回、本当に励まされています。ありがとうございます。