明日、ワン・ワールド・フェスティバル for Youthが大阪国際交流センターにて開催されます。
そのイベントの一つにアーティストのカズンのトークショーが企画されています。
トークショーを企画した高校生二人から「トークショーに参加した生徒たちで、カズンの『The pearl of Africa』を歌いたい」というアイデアが出たそうです。
でも、英語の曲ですし、何人の方が歌ってくれるのか不安。そんな話が回りに回ってぼくのところまでやってきた、という経緯です。
というわけで、ワンフェスユースに大勢で参加する予定の立命館宇治高校に行き、このような状況を生徒さん達に話しました。そして、「企画した二人を歌で支えて欲しい」と伝えて、20分ほどの練習をしました。
合唱部などでない、一般の高校生を目の前に合唱の練習をするとき、以下のような点に気をつけています。
★ なぜ練習するかを明確にする
今回でいえば「企画を成功させて欲しい」という意図を、最初にはっきりと伝えます。すると、皆さん賢いので、しっかり練習に向き合ってくれます。
★ 楽譜を使わない
歌詞をホワイトボードに書きます。それは生徒達とアイコンタクトを沢山とるためです。手元にプリントがあると、どうおしても目線が下がってしまうので。
★ 順序良く練習する
いきなり歌いましょう!と投げかけても、普段、歌を歌っていない生徒たちは恥ずかしいもの。なので、まずは「声をだすところ」から始めます。つまり、歌詞をリズムに合わせて読むこと。そして、慣れてきたところで音を付けて歌います。
こんな感じで、昨日は練習を進めました。明日、カズンのトークショーが成功することを願っています。コーディネイトして下さった高橋さん、立命館宇治の杉浦先生、ありがとうございました。