読売新聞に空き家の取り組みが掲載

年末に記者の方に取材して頂いていた記事が、本日(2017.01.11)の読売新聞・夕刊に掲載されました。

空き家活用プロジェクトの関係者の方々、記者さんに紹介をしてくれた方、応援して下さっている皆さんのおかげです。ありがとうございます!

まだまだリフォームは序盤ですが、いい感じにアフターをご覧になってもらえるよう、がんばります。

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建築家の伊藤千春さん(左)

放置されている空き家の所有者と居住希望者を地域住民らが仲介して賃貸や売買につなげる動きが都市部で現れている。空き家の増加は街の活気や治安、景観にマイナスだが、「他人に渡すのは不安」などの理由で手放すのに消極的な所有者は少なくない。このため住めるのに流通していない放置空き家は多く、大阪市ではそれが推計9割に上る。地域が仲立ちすることで、取引の不安を解消する狙いだ。

 「住みたい人と、空き家を持っている人を結びつけたいんです」

 昨年12月19日、大阪市生野区の住宅街にあるガレージ。「空き家カフェ」と銘打ったイベントで、「生野区空き家活用プロジェクト」を進める橋爪大輔さん(31)が地域住民ら約20人に訴えた。

 橋爪さんは三重県出身。2010年、生野区のアパートに移り住んだ。戦前の街並みが残り、近隣同士の付き合いも深い土地柄がすぐに気に入ったが、同区は空き家率が市内ワースト3位の22・5%で、放置空き家も約7000戸あることに驚いた。

 だが、知人の不動産業者と話をするなかで、賃貸や売買の必要性を感じていない所有者を説得するなどの手間がかかる放置空き家は、業者にとって利益が少ないことを知った。

 橋爪さんは「街が寂れるのを放っておけない」と、昨春、放置空き家の活用を推進するプロジェクトを建築士らと開始。昨年11月には自身も同区の空き家を約200万円で購入した。リフォームの模様をブログで紹介し、空き家への入居を勧める。

 今後は空き家所有者のリストを作り、希望者に物件を紹介する計画だ。カフェを両者が顔を合わせる場にしたいと考える。橋爪さんは「どんな人が住むのか不安に感じる所有者もいると思う。カフェを通じて顔の見える関係になれば、安心して賃貸や売却する人が増えるはず」と期待する。