今年ではなく、去年の話です。
2016年の正月明け、つまり、1/4の月曜日からまるまる一週間、何の予定もなかったぼくは、子どもを保育園に送りに行き、部屋の掃除と洗濯をして、夕食の準備をして、子どもにご飯を食べさせ、お風呂に入れて寝かせる、というルーチンを5日間、毎日繰り返しました。

※ ちなみに、家事をしっかりしても、あと自由に使える時間が6~7時間ぐらいあったので、去年の正月は、ひたすら電子書籍を書いていました。去年の正月に書いた2冊目の本が今も一番売れています。
一週間の家事・ルーチンを終えた金曜日の夜、妻に「ねえ、今週は100点満点中、何点やった?」と聞いたところ、妻が「298点」と答えたことは、橋爪家界隈では有名な話です。
2017年の橋爪家
さて、2017年も27日が過ぎました。
今年の橋爪家は、過去最高!に良好な空気が流れています。それは皆さん、ご存知の通り、ぼくが毎晩の夕食を作り続けているからです(家族3人で外食する時は除く)。

ご飯は炊飯器の早炊き機能で40分ぐらい。その炊ける間に『エリンギがあればすぐ出来る!』みたいなので一品。冷蔵庫にある人参・ジャガイモ・白菜・豚肉を鍋で煮て一品。わずか一時間以内の手間で家庭内が安定するのであれば、これはコストパフォーマンスが高いです。
ご飯を作ると妻の機嫌がすこぶる良い。そして、その機嫌の良さは、家事に対する感謝だけでなく、他の事柄、例えば仕事への激励(「いってらっしゃい!」「がんばってね!」みたいな)にも波及しているような感じがします。
妻曰く、「時間があるくせに家事をしていない時は、仕事に取り組む姿勢も何だかな、って思うけど、家事していると、『あ、仕事もしっかりしてそう』と思えるから」だそうです。
仕事と家事の共生
劇団員として働いていた会社員時代、早朝に出勤して職場の掃除をしながら、「ああ、職場よりも先に、散らかった自宅を片づけたい」と思ったことが何度かありました。
個人事業主として、フリーランスで仕事をするようになってからは、職場(事務所)=自宅になったので、家事としての部屋の掃除が、職場の掃除に繋がります。これは、整えることが好きなぼくにとってはかなり嬉しいです。
4月になったらリフォームを終えた長屋での生活が始まります。
掃除や家事や子育てをしつつ、空いた時間で自宅を拠点としながら自営業(合唱指揮・ボイトレ・演劇・デザイン・文章を書く・動画を撮る・まちづくり、、など)に取り組む。職住一体の暮らし。そんな生活を送れたら幸せだな、と思っています。