これからどんどん仕事がなくなっていく時代と芸術の関わりについて

生野区まちづくりセンターの仕事で、地域の防犯イベントに参加しました。

普通、地域のイベントと言えば、外部から専門家を呼んできて(有名な講師による講演など)、60分なら60分の枠を、その方に丸々お任せする。地域はお客さんになってその話を客席で聞く、というスタイルが一般的だと思います。

しかし、今回のイベントでは、地域の方々総勢7名が【寸劇】を発表。時間を作り、何度か稽古をして『訪問盗』に関する劇をしました。

【防犯 × 演劇 × 地域】という掛け合わせで、行事にエンターテイメント性参加型を含ませる試みは、一過性に終わらず浸透してくると、その地域独自の面白い文化になっていくんじゃないか、と思います。

ぼくはサラリーマン時代、小学生や中学生に劇を見せる、という仕事を4年間していました。

kisaragi
劇団に勤めていた頃の写真です

仕事を辞めて、独立した理由の一つは、一般の方々が客席に座って、受動的に見るだけでなく、複数回のワークショップを経て、舞台で公演をしたら面白いな、という想いがあったからです(それで、2013年に大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムを受講しました)。

エクスマの藤村正宏先生がおっしゃるように、今後、人間がしている仕事はロボット化されていき、人間は時間を持て余すようになります。

これから仕事はどんどんなくなっていきます。そんな時代、何が問題かというと、時間を持て余すということ。暇になるということです。やることがない、やりたいことがない、やりたいことがわからない。そんなことが各所で起きてきます(中略)。

暇つぶし、夢中になれること、楽しく時間を過ごすこと。こういうサービスが売れる時代になる。だからイベントや勉強会、コミュニティ活動、ボランティア活動などは、きっと人気になっていくでしょう。

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そんな時、【楽しみ】を自給自足する手段の一つとして、演劇や合唱のような、社会性(コミュニケーション)と芸術性(エンターテイメント)を両方兼ね備えた遊びのような取り組みが、自転車で通える範囲の<地域>で取り組むことが出来たら、とっても面白いんじゃないか。

アーティストがファシリテーターとして地域に入り、ワークショップをして地域で発表する。そんな取り組みを、そこで暮らし、生活する人達が自然と楽しんで出来る雰囲気になったら良いなぁ、と思います。まずは個人事業で、舞台発表付きワークショップをやっていきたい、と日に日に思う今日このごろです。