日本の電子書籍市場は拡大の一途をたどっています。17年度には15年度の1.4倍にあたる2280億円の規模になるそうです(exciteニュースより)。
ぼくはこれまで10冊の電子書籍をAmazonのkindleで配信してきました。
2015年の大晦日に、ぼんやりとFacebookを眺めていたら「電子書籍を出すなら今でしょ!」みたいな記事を目にして、次の日の正月に一冊目の本を急いで作りました。
その後、月一冊のペースで配信を積み重ねた結果、2017年3月現在で、販売数は約200冊、売上げはおおよそ9万円になりました。
電子書籍はAmazonに並べてしまえば、あとは在庫を気にする必要もないし、コストもかからないのが魅力です。
それで、橋爪出版では今年から『電子書籍の出版代行』の事業も始めました(要するに有償という意味です)。
クライアントさんと一緒に、一万字程度の原稿を編集(橋爪出版) ⇒ 表紙を作成(橋爪デザイン事務所)⇒ AmazonのKindleに登録、という流れです。
さっそくご依頼を頂いたので、今日も自宅で作っていました。
パソコンに数時間向かい合ったあと、「疲れた、ちょっと休憩がてらぼくの新作も作るかな」とふと思い、そのまま箸休め的なノリで、11作目の電子書籍に取り掛かったのですが、なんと正味3時間弱ぐらいで、出版まで出来てしまいました。
その理由は、僕のブログ記事をコンピテーション、つまり、電子書籍化したので、すぐに原稿がまとまったからですが、さらに大きな理由としては以下の3つが要因です。
1 絵文字がないこと
ブログに絵文字を多用していると、文章をWordにまとめていくときに、その絵文字を使えないので、一苦労します。
2 改行が少ない
アメブロユーザーに顕著ですが、やたら改行が多いと、これまた一苦労します。
3 写真・画像が少ない
ブログで写真や画像を多く使用していると、それをWordに移す時に一苦労です。
理想なのは、ブログの一記事一記事がすでに誤字・脱字もなく、改行的にも美しく纏まっている状態です。しかも、写真や絵文字が無く文字中心。これだと、ブログをあっという間に電子書籍化出来ます。
『自分のブログもいつかは電子書籍化したい!』と考えていらっしゃる方は、これらに注意しながらブログを書いてみてくださいね。
p.s.
新作はこちらです。