歯科医師・藤井公之先生の初めての電子書籍『元気な赤ちゃんにする20のこと』は、発売してすぐ<新着ランキング>で一位を獲得。
その後、<売れ筋ランキング>でもついに一位を獲得しました。

すごいです。その理由を考えてみました。
Kindleは4歳
まず、電子書籍市場はまだ黎明期、という点が挙げられます。
kindleは2012年の10月に日本に上陸してからまだ約4年。成熟期を迎えたFacebook(2004年〜)と違い、まだ過渡期です。
まだまだ母数が少ないので、先行者利益を得やすい状態です。
例えば、Amazonで『フリーランス』と検索すると、ぼくの2冊目の電子書籍がヒットします。

この本は、一年以上前に配信したものですが、今もロングテールでポツポツ売れ続けています。
まだKindleは4歳なので、芽が出やすい。
しかも、<ビジネス>のカテゴリに比べて<歯の医学>のカテゴリはさらに母数が少ない。これが要因の一つです。
こつこつ発信を継続
出来上がった電子書籍の売り方ですが、宣伝のための広告費は一切なし。紹介用のランディングページを作ることもなければ、営業代行の人もいません。
先生のFacebook&ブログと、ぼくのFacebook&ブログで紹介しただけです。
ポイントは、本を紹介するまでに、先生は一年以上、ずっとFacebookを使い続けて来られた、ということです。
歯科医師として、現場でお仕事をするだけでなく、SNSに<歯に関する有益な情報>を発信し続けてきた。さらに、発信するだけでなく、「いいね」を押したり「コメント」をしたりして、コミュニケーションをし続けてきた。
リアルだけでなく、ネットでもしっかりと発信と交流を続けたことが、今回の結果に繋がりました。
※ ちなみに、ぼくも、藤井公之先生(ニックネーム・フジコ)もこのSNS活用に関する考え方は2016年1〜3月に大阪産業創造館で開催された<エクスマ・SNS活用塾>で学びました

SNSを活用し続ければ、大手出版社の本を抜いて、個人の力で1位を獲得できる時代になりました。
藤村先生、ありがとうございました。フジコ、おめでとうございます!