先入観で人を判断しない

「あの人は忙しいから」「あの人は頑固だから」などと感じる他人がいるとします。

そういう先入観を持つようになると、再開する前から『忙しい』というイメージが事前に浮かび、実際の<相手の今>が見えにくくなる場合があります。

その瞬間の相手を見ないで、先入観を通して相手を見続けると、次第に「あの人は頑固だから」という思い込みが自家発電のように強化され続けて、自分の中での<あの人は◯◯だから像>が出来上がってしまいます。

確かに、その時、あの人は忙しかったかもしれない。頑固だったかもしれない(あるいは、それすらも、思い込みだったのかもしれない)。

でも、今は、暇かもしれない。今は、柔軟かもしれない。

だから、一回、一回、出会った瞬間に相手の<>を感じ取ることが、結果として自分の<今ここ>を生きることに繋がります。

言い換えると、過去を握りしめすぎない、ということ。

ぼくは、会社(劇団)で学校に演劇を売る営業をしていた時、職員室の扉をガラガラと開けて、教頭先生のその瞬間の顔色を探っていました。

ある日は、時間に余裕があったので、にこやかに話をしてくれた。またある日は、会議の前だったので、忙しそうにしていた。

日によって、人の状況・体調は変わる、ということを、営業を通じて学びました。

それは営業だけではなく、演劇の舞台でも同じです。同じ演目をやっているのに、時間や場所が変われば、相手が同じでも、微妙に変化します。

相手の様子を分析するのは、<目線><表情><声のトーン・スピード・強弱>です。出てくる言葉より、非言語情報を読み取ります。

先入観を持たずに、常に相手の<今>を見る。すると、人間関係についての過剰な心配は薄まると思います。

急にこんな文章が書きたくなったので、今日はこんなテイストのブログでした。

p.s.

そう考えると、子どもは<今ここ>の天才ですね。