【旅行】神の島・久高島に連れて行ってもらう

11月29日の夜。ぼく前田スコップ智章は、鶴橋駅近くで焼肉を奢ってもらっていた。

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奢ってくれた源内 清芳さん

その焼肉の席で源内さん(ニックネームはおまけくん)から「沖縄に行きたい?」と聞かれて「もちろんです!」と答えたことにより、ぼくたちは焼肉を奢ってもらったら、沖縄を奢ってもらえた、という、他人に説明しても全く意味がわからない旅に連れて行ってもらえることになった。

※ その後、たまたま偶然、橋爪事務所に来ていたDJわいざんにも「沖縄良いだろう?わいざんもお願いしてみようか?」と言って、おまけくんにメッセージを送ったところ、わずか5秒で「良いよ!」と返ってきたことにより、なぜか、わいざんも一緒に沖縄に行けることになった。

ほんと、人生はどうなるかわからない。

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夕方に那覇空港に着いた後、レンタカーでおまけくんおすすめのステーキハウスへと向かった。もちろん、車代・食事代・ホテル代も全ておまけくんの奢りだ。

那覇の夜を満喫した後、一日目はホテルで宿泊。二日目は、おまけくんが数十回は訪れているという、神の島・久高島へと向かった。

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イシキ浜にて

ぼくは、12月10日から断食ならぬ、断SNSに取り組んでいる。

ここ二年間ぐらい、毎日のようにFacebookやTwitterに写真や文章を投稿して、友人・知人の投稿に「いいね」やコメントをしてきた。暇さえあれば、右手にスマホを持っていた。

その一日の殆どを費やしてたSNSを、一旦断ち切ろうと思い立った。もちろん、きっかけはある。しかし、そのきっかけは自分が勝手に定めた『物語』にしか過ぎないのかもしれない。

複数の事実を素材として集めて順番に並べることで、事実は物語として形を変える。物語は自分が都合よく生み出した妥協点だ。ドキュメンタリーを作っているとそのことをよく思う。

とにかく、ぼくはスマホを見ることを意識的に遠ざけた。例えば、一日に6時間はスマホを見ていたとしたら、断SNSをすることで、その時間は30分以内になったと思う。空いた時間でAmazonプライムビデオで映画を観たり、本をじっくりと読むことが増えた(詳細はこちら)。

人とのコミュニケーションは、LINEかMessangerのみだ。後はリアルなコミュニケーション。LINEでの交流は自然と親密となり、人と会って向き合ったときは、その瞬間、どこかの誰かに意識が飛ぶことが少なくなった。

SNSで友人の日常を垣間見ることで思いを馳せ、気軽なコミュニケーションを取ることは楽しい。一方で、一切の外部情報を遮断して、自分の内側に向き合い、今・ここを感じることも、また、楽しい。

そう思い始めた矢先の久高島だった。

久高島には看板広告がない。チラシがない。島の掲示板には白黒の文字で『忘年会のお知らせ』が貼られていた。島民の方々が年末に一堂に会する様子を想像する。

久高島にはゴミ収集車の音がなく、車のエンジン音がない。あるのは、風の音。鳥のさえずり。三線の稽古をする音色だ。

人の欲求を煽りに煽る都市に比べて、なんとモノのないことだろう。

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島には至る所に猫がいた
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島内にある飲食店はわずか三店舗

その何もない島で、たまたま偶然、断SNSをしていたことにより、何もせずボーっとした時間を過ごすことが出来た。

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何かをしている、ということは、同時に何かを失っている。何かをしない、ということは、同時に何かを得ている。

今回、ぼくが何を得たのかはまだよくわかっていない。しかし、このタイミングで、自力ではおそらく行くことのなかった久高島に連れていってもらえたことは確かだ。

この日感じた空の色や海の匂いを思い出しながら、また大阪での暮らしを再開させたいと思う。そして、今度は妻と息子ともこの島に来たいと思った。

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おまけくん、何から何まで本当にありがとうございました。幸せな沖縄の旅に心より感謝します!