実家で帰省して二日目の朝。
昨日の日記に書いたように、あまりにもゴロゴロし始めた実家暮らし一日目。
「・・・これは二日目もダラダラが続いて、しなやん、ごめん、原稿に手を付けなかったわ、テヘ」というノリになるのか、と思いきや・・・
早朝から息子が起きだして、ぼくの寝ている腹の上で暴れだすので、もう7時前には目がバッチリと冴える。
大晦日の今日。
お爺ちゃんに息子の世話をバトンタッチして、しなやん講演会の文字起こしをしてくれた佐藤良太くんの原稿をリタッチし始める。
ドキュメンタリーにせよ、本の制作にせよ、これらは物語を創るという点では同じで、他人の人生に首まで浸かることになる。
その時、作業をしていて、心からその人の人生に震えることが重要で、そういう意味で、しなやんという人間は本当に凄いし、畏敬の念さえ抱く。
多くの人に知ってもらいたいし、圧倒的な存在になってほしいと思う。
ぼくはしなやんのような人間にはなれないし、かといって、しなやんの取り組んでいることに嫉妬はしていない。
なぜなら、ぼくにはぼくにしか出来ないことでしなやんと関われている、という充実感があるからだ。
というわけで、居心地の良い実家の環境から離陸して、本づくりの旅が始まった。
知っていますか。
原稿をそれなりに仕上げるのに、結構な労力とアイデアと時間がかかります(笑)
しかし、この本がしなやんの加速していくエンジンとなるよう、そして、橋爪出版の代表作となるように全力でやりきります。
しなやんの人生を心から支援します。
p.s.
Amazon Prime Musicでジャック・ジョンソン『Better Together』を聴きながら原稿を読む。
物語に宿る感情が増幅して、既に気持ちがウルウルとしてきました。