かと言って、頑なというわけでもない。
他者のアイデアや意見に対して、心はしなやかに開かれている。しかし、その根底には揺るがない強靭さがある。
天候に左右されず、淡々と、夢物語ではない少し先の(予約してある)未来に向けて、コツコツとやるべきことをやり続ける。
なかなかできることではないと思う。
彼は自分の中で9割がた決めてから人に相談するので、迷いがない。
ルーチンワークをしてバッターボックスに立ち続けるイチローのように、農園に行き、SNSを使い、感情を最適なゾーンに日々設定している。
そんなしなやんは今年、さらに加速していくだろう。その彼の取り組みを、本という形で伝えたり、ドキュメンタリーという形で発信したりできることに、ぼくはワクワクした気持ちを抑えることができない。
しなやんが企画するきゅうりの収穫祭・しなやかフェスが3/23、3/24にしなやかファームのある三重県四日市市で開催される。
まだ、しなやんに会ったことのない人は、百姓として立ち上がったばかりの貴重な時期のしなやんにぜひ、会ってみてほしいと思う。
きっと、自分の中にある『チャレンジしたい』という気持ちが加速するはず!
橋爪出版としてしなやかフェスまでに、しなやんの本を完成させます。