1/14の今日は、合唱団の2018年の初めての練習日でした。とっても楽しかったです。
去年、京都市東部文化会館の企画で、11月に【合唱を通じた世代間交流】のワークショップと、舞台で発表を行いました。
2009年に指揮者として合唱団を立ち上げて約8年。
この企画の目指してきたコンセプト(合唱を通じて、中学生と社会人と高齢者が同じ舞台に立つ)が、京都市山科のホールで形になりました。
そして、その日を最後にぼくは一旦、今まで立ち上げて8年間続けてきた合唱団を休ませてもらいました。・・・休むといっても、1ヶ月程度ですが。
妻が『一万人の第九』に参加していて、日曜日に子どもの世話をしていたこと。そして、このタイミングで少しリフレッシュしたい、と思ったことが、休んだ理由です。
年が開けて2018年。
「今日は良い音楽が出来そうだ」と昨日ぐらいから思っていましたが、予想通り、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
メンバーの皆さん、ありがとうございました。とても能力の高い、そして、楽しいメンバーが、今、この合唱団には集まっていると思います。ほんとに。
なので、ぼくは教える(という指揮者の一般的なイメージ)というよりかは、合唱団やピアニストから出て来る音楽を瞬間でリアルタイムに感じて「自分なら更にこうしたい」という欲求を自分の内側から感じて指揮で表す、という行為をやっているような状態です。
合唱音楽を楽しんでいる。
自分に『ゆとり』があるときは、楽譜から立ち上がってくる音楽の兆しに触れるだけで、鳥肌が立ち、心が柔らかくなり、身体が弾み始めます。
それは『意図的にテンションをあげよう、場を盛り上げよう』とするものとは全く違います。心の底から、幸せで楽しく、そして、悲しく叫びたいような想いになります。
そんな感情を今日は身体中で感じることが出来ました。指揮者として合唱団で練習するときは、自分を常にこういう状態にセッティングしたいな、と思います。
2月は関西混声合唱フェスティバルに出演。そして、5月は京都合唱祭に出演します。
とっても楽しみです。