しなやんドキュメンタリー公開前夜に思う

しなやんドキュメンタリーの続編(『百姓・しなやん、和食店を経営する』)が大詰めだ。

今日で制作5日目。関係者の方々のLINEグループに限定公開で動画を共有した。

明日・明後日にはご意見や指摘が返ってくるだろうから、それを反映させて、完成⇒公開、という流れです。

今回は過去最長の28分の尺。

少し長いかな?と思ったので「長さは気にならないですか?」とLINEに送ったところ「全然気にならない」という返事を頂いた。

その返事を見て、なるほど、自分が出演していたら長さはそんなに気にならないだろうな、と思った。

そして同時に、このやりとりからYouTubeでドキュメンタリー作品を公開する意味を見出したように感じた。

要するに、ロングテールということだ。

商業映画や有料でのDVD販売となると、お客様が快適に集中して観られるように、最適な時間や「引き」「溜め」のような技術が重要だろう。

というか、ぼくがドキュメンタリーを作る力の中に、それらの技術があるか、というと正直、まだ無いと思う。現時点では。

もちろん、一本作るごとに「技」や作品を生み出す「持久力」は上昇していることは感じる。だから、ワクワクしながら作り続ける限り、テクニックはどんどんついていくだろう。

話を戻すと、今回、もちろん多くの方にこの映像を観てもらって、喜んでもらえたら嬉しい、という気持ちはある。

一方で、じゃあ、誰のためにこの動画を作ったか、といえば、それは、しなやんであり、しなやんの共同経営者の村井さんであり、そして、今回の飲食店でオーナーを務める奥谷さんのためだ。

この三人が喜んでもらえさえすれば・・・、この三人が時折、原点を思い出すためにこの動画が機能すれば・・・、それはそれでもう十分役割を果たしているのではないか、と思う(もちろん多くの人に観てもらえたら嬉しい)。

そう考えると、三人の熱い心から出ている本音を「見やすさ」、つまり人目のためにカットすることは違う、と思った。

もちろん、この作品のテーマ【理想と現実】からズレた話は出来る限り削ぎ落とした。そして、その結果、28分が手元に残った。

この28分は三人にとって重要な思い出だろうし、また、これから飲食店をやろうとしている人や、商売に関して悩みを持っている人にとって、贈り物になるだろう、と実感している。

以上、公開前夜?のぼくの気持ちをブログに書いておきました。

改めて、しなやんは熱くぶれない男だと再確認し、そして、一方で、料理長・奥谷さんの人間味にも涙が出た。

少しでも多くの人にこの28分が受け入れられたら、編集したぼくとしては嬉しいです。では、もうしばらくお待ち下さい!