昨日は息子の生活発表会が午前中にあり、日中を家族で過ごした後、夕方からさんぽこさんのダンス・ワークショップに参加しました。
2時間のワークショップでしたが驚くほど洗練されていて、かつ、達成感のある時間を過ごすことが出来ました。
朝は生活発表会へ
終わった後は近所のtea timeへ
夕方からさんぽここと北野三保子さん(27)のダンス・ワークショップに参加(JR野田駅)。
横浜が本拠地で、このワークショップのためにわざわざ大阪まで来られたそうです。企画したのはハゲランドで有名な大西タケちゃん。
「やっていないけどやりたいことをやろう」という今年。
去年の大晦日、タケちゃんに「またダンスするときは一緒に混ぜて下さい」みたいなメッセージを送っていたところ、昨日のワークショップを紹介してくれました。
講師のさんぽこさんについて、何の事前情報もないまま参加した昨日でしたが、さんぽこさんの創り出す2時間を体験して、この方はダンサーとして、そしてワークショップのファシリテーターとして、とても魅力的な人だ、と確信しました。
アーティストがパフォーマンスをする時、そのアーティストの生き様がそのままパフォーマンスに反映されます。
だから「自分はこれでやっていけるのだろうか?」と悩みながら生きている人のパフォーマンスは、その感情が目や声や身ぶりのどこかに反映されるものです。
ぼくは劇団に4年間勤めていました。
そこで先輩から「橋爪、板(舞台)に立つと丸裸だぞ」と言われるわけです。どんなに取り繕っていたとしても、舞台芸術のプロから見たら、その人が本物かどうかは一瞬で見抜かれるわけです。
その視点から、さんぽこさんを見ると、彼女は踊りながら自分の生きるエネルギーをキラキラと輝かせていました。27歳には見えない、子どものようなさんぽこさんがそこにいました。
ダンスをするときは、こういう人の後ろで踊りを覚えたいと思いました。
また、昨日の2時間のワークショップでは経験者だけでなく初心者の方も楽しめるようなプログラムが構成されていました。
ぼくは2013年に大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムを修了しています。アーティストがワークショップをデザインする時に、どういう環境で取り組むと良いか、どういう順序で進行すれば良いかを学んでいます。
その視点からさんぽこさんを見ても、27歳とは思えないほど落ち着き、その場をまとめる指導者として情熱的で、参加者のクリエイティブを引き出す力のあるファシリテーターでした。
こんな方に久しぶりにお会いしたような気がします。本当に素敵な2時間でした。タケちゃん、企画してくれてありがとう!さんぽこさん、ぜひ、ドキュメンタリーを撮りましょう!
生きるならこんな2時間。過ごすならこんなクリエティブを常に意識して、ぼくも自分の中の芸術性をさらに高めたいと思えました。さんぽこさんがミュージカルを演出するときは役者として出たいです。
ありがとうございました。