プレゼンの後、その評価が気になって悩んでいる

おはようございます。

今朝は、再び兵庫県朝来市へ。先日の商談後、日程を調整して、今日が撮影日になりました。

9時に約束したので、4時過ぎに起床。再び三時間かけて赴いています。

半年前に趣味で始めた動画撮影が、こうして仕事になっていることに喜びを感じます。まあ、周りからしたら遊んでいるようにしか見えないかもしれないですが・・・。

でもね、ちゃんと、見積書とかも作って商談に臨んでいるんですよ。

2014年3月に独立した頃は、領収書の作り方さえ知りませんでした。それが、今では商談の時に、ここぞというタイミングでサッと見積書を提示するにまで成長しました(笑)

「領収書、ちょうだい」と言われて、すぐに「はい!」と応えた後、グーグルで作り方を検索する。あるいは人に教えてもらう。あるいは人にやってもらう。

こんな感じで、一つ一つ、この世界の仕組みを覚えて今に至ります。

さて、昨日は【プレゼンテーションに関するマンツーマン・ボイストレーニング】を実施しました。

生徒さんと話していて『プレゼンをどう評価されるかが気になる』という言葉が出てきたので、これについて書きます。

評価が気になる、ということは、結局、自分自身が他人からどう見られているか、を心配しているわけです。

しかし、他人が自分をどう見るかは、コントロール出来ません。

ある人はある人を「優しい」と見るし、ある人はある人を「優柔不断」と見ます。ある人はある人を「勢いが良い」と見れば、「計画性がない」と見る人もいます。

どんなに『ダメ』と思われている人にも、誰にも持ち得ないその人だけの才能があり、一方で、どんなに『優秀』と思われている人にも欠陥はあります。

だから、どう見られるかについて思い悩むよりも『自分は今、目の前にいる人に何を贈ることが出来るか』について考えを巡らせたほうが生産的です。

プレゼンはプレゼント。贈り物です。

プレゼンには常に「相手・他者」の存在があるわけです。相手が変わればプレゼンの内容もそれに合わせて変化する、ということです。

ぼく一人が聞いているときと、ぼくにプラスしてあと何人かで聞いているときと、プレゼンの雰囲気は若干変わるわけです。

そんなことを伝えて、内容をブラッシュアップしてもらいました。

すると、声のトーンが明るくなり、目線が上がり、表情にもバリエーションが生まれました。

当然といえば当然です。

『自分はどう見られているか』を意識したプレゼンは、どうしてもベクトルが自分自身に行くので、目線は下がり、声はこもり、表情は単一になります。

それが『相手』を意識した途端、そのベクトルは他者に向かいます。そのベクトルに従い、パフォーマンスも外に向かうようになります。

だいたい、プレゼンが終わった後に評価を気にしている時点で、もう遅いというか。

プレゼンの最中に『相手』への視点があれば、笑い声や表情や拍手の音圧で『どれだけ届いているか』は判断出来るはずです。

リアルタイムでその瞬間瞬間を感じること、ですよね。

というわけで、プレゼンの内容を考える時は、内容も大切ですが、『誰に届けるのか』、ここを意識してもらうと良いです。

生徒さんの人生が豊かなものになりますように!

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ