仕事って何だろう?

おはようございます。今朝は7時に起きました。

今日から19日前。

立春の2月4日に、ぼくは自転車で東大阪に向かいました。

目黒さんから伝えてもらった情報は「14時に東大阪渋川町4-2-7に集合」という情報のみ。

目黒さんと合流して、ぼくはとある会社の社長と初対面しました。

目黒さんは東大阪でコンサルティングをしている50代の男性です。

2年ほど前に知り合い、動画関連の仕事を何度かさせてもらった関係です。

今回の打ち合わせ前に、目黒さんは橋爪事務所で熱い想いをプレゼンしてくれていました。

「東大阪には、小規模だけれども、理念を掲げて社員を想う、良い会社があることを、私はよく知っている。

でも、学校の先生も高校生も保護者も、そういう企業のことを殆ど知らない。

良い情報だけを伝えるのではなく、表の顔も、日常の顔も、裏表なく伝えられる、そんなプラットホームを作りたい」

目黒さんが薦める会社ばかりをまとめたホームページを作る。

そのコンテンツの目玉としての、会社のドキュメンタリーを掲載したい。

目黒さんからそんな話を聞いたぼくは、

「やりましょう!

会社のドキュメンタリーを撮るにあたって、提案があります。

事前に何を撮るか、という打ち合わせをせずに、いきあたりばったりに撮影する。

そこがどういう会社か?

何を作っていて、どんな社長や社員さんがいるのか?を調べずに、真っ白な状態で撮り始めてみてはどうでしょうか?」

目黒さんに、そう提案しました。

そういうわけで、立春の2月4日に、待ち合わせ時間と住所だけ教えてもらい、ぼくは「松下工作所」のドキュメンタリーを撮りました。

昨日、社長からOKをもらい、動画は完成しました。

「いきあたりばったりで撮ります」と大風呂敷を拡げた手前、作品という形にまとめられなかったら情けないな、という想いがありました。

事前に完成予想を全く立てずに作り始める、という手法は、極めてエキサイティングです。

撮影している時は、常に「どこに面白い流れが潜んでいるのだろうか」という神経を研ぎ澄ませて、撮影ボタンを押していました。

そして、撮り溜めた大量のデータから、編集によって物語を紡ぎだす、という行為は、逃げも隠れも出来ない、編集者の実力が試されます。

見守ることしか出来ない目黒さんも「橋爪君、本当に作り切ってくれるのだろうか?」とドキドキしていたと思います。

今回、目黒さんのおかげで、全く見ず知らずの方に「橋爪大輔のやり方」を提案することが出来ました。

そして、自分の頭で思い描いていたイメージを、作品と言う形で現実化することに成功しました。

お役目をやり切ることが出来た。

自分で言ったことをやり切る。そうすることで「作品を創る筋肉」は鍛えられていく。

そういう経験をさせてもらいました。

出来上がった動画は、まず社員さんに上映会、という形で届けます。

そして、YouTubeに公開して終わり・・・ではなく、届けたい人に届くように汗をかきたい。

チラシを作り、高校に自ら届けに行き、ぼくの声と体で、この動画への想いを伝えることで、次の流れを作り出したい、と思っています。

※ ちなみに、チラシは勝手に作っています。「やりたいからやる」。これは労働なのだろうか?遊びなのだろうか?

チラシのイメージ

動画は情報量が多いです。

会社案内のパンフレットような「表の情報」だけでなく、社長さんの表情や、社員さんの雰囲気、どんな職場なのか?

そういう非言語情報を求職者の方々に伝えることが出来ます。

動画で予め発信すると、入社前と入社後のギャップを少しは埋めることが出来る。

ぼくが作ったのはたった一本の動画ですが、この一本は大きな流れに続いているのではないか。

今はそんなワクワク感を抱いています。

それが仕事かどうか関係なく、やりたいと思ったことをやる。

むしろ、やりたいからやったほうが、良いパフォーマンスが出せる気もする。

だったら仕事って何だろう?

そんなことを今回、考えました。