03/28(金)17:31
台北に向かう航空機の中からこの文章を書いている。
ありがたいことに、最近は仕事で頻繁に飛行機に乗ることが多くなった。
島根や岩手などの地方に行くと、その土地の生活環境の中に空港が建っていて、そこで働く方々も、ローカルというか、地元というか、体温のある雰囲気が感じ取れる。
一方で、今、通り抜けてきた関西国際空港の第二ターミナル・peachのチェックインは、ロボットのように無表情で作業をするスタッフばかりで、何だか出発前に残念な気分になってしまった。
もちろん、危険な人物や物を排除する、という大切なお役目はあるのだろうが、淡々と流れ作業をするだけの仕事なら、いずれそのような仕事はAIに代替されるのでは、と思う。
さて、台湾に向かっている。

2019年1月12日に小野寺S一貴さんにお会いする為、仙台に行った。
その移動中に、タカさんの二冊目の本『日本一役に立つ龍の授業』(東邦出版)を読んでいたら、
「台湾も龍神の国で龍山寺が有名」などの文章が書かれていた。

その一文を読んだ時に、ふと「行ってみたいな」と思ったので、タカさんからプレゼントされた『龍神の教え手帳2019』に「台湾に行きたい」と手書きでメモをした。

それから時は流れ、3月。
たまたま偶然、視聴したライブ配信で、台湾旅行に行く二人のカップル(むーちゃんとしんちゃん)から「大ちゃんも台湾に行こうよ?」と誘われる。
航空券の値段を調べたところ、五万円ほどかかったので、少し二の足を踏んだが、ふと「polcaというサービスを使ってSNSで支援を募ってみよう」と思いついた。
文章を考えて、自身のライブ配信で想いを語り、その日の夜には支援募集を開始したところ、一晩であっという間に九万円ほどの資金が集まった。

自分が願えば、道は拓ける。
まだ台北には到着していないが、今回の台湾旅行の流れを通じて、そんな感覚を習得することが出来たように思う。
お金がある or ないは関係ない。
自分が願えば、道は拓ける。じゃあ、そこで大切なのは「自分は本当はどんな理想を実現したいのか?」という、本音の部分だ。
自分は何をしていきたいのか?どうなりたいのか?
ぼくは今から台湾に行く。そして明日はタカさんが書いていた『龍山寺』という場所に行く。
龍山寺には何があるのか、龍山寺はなぜあるのか?何も知らない。どんな場所なのか、まるでリサーチすらしていない。
実際にそこに足を運んで、ぼくは何を感じるのだろうか?そこに興味がある。自分の感覚がどう反応するのか、それが楽しみだ。
ということで、どんな旅になるのか全く検討もつかない。一つだけ言えることは、関西国際空港の【GATE88】を通って飛行機に乗った、という事実。

8は龍神様の数字だ。
つまり、この旅はやはり龍神と共に在る流れだと言える。どんな体験が出来るのか、名一杯味わいたい。
飛行機はまだ上空を飛んでいる。