洞爺湖にて

北海道は洞爺湖からおはようございます。今朝は5時に起きました。

洞爺湖では4月から10月までの約6ヶ月間。

ロングラン花火大会と言って、毎晩20時45分から20分間、訪れた観光客の為に打ち上げ花火があがるそう。

昨夜、その花火を観て、ぼくはとにかく花火職人の「生き様」のようなものを感じた。

中途半端な内容ではなく、ある一定のラインを超えたクオリティの花火が打ち上がっている点。

あるいは、花火大会の20分の間に、三回ぐらい場所を変える。

その最初の打ち上げポイントから次の打ち上げポイントに向かって、ボートを移動させる、場面転換の「スピード感」。

あるいは、クライマックスに向かって、打ち上げる花火と花火の間を詰めることで、エンディングを演出させる点。

これらを一晩ではなく、毎日毎日打ち上げ続けているらしい。しかも、それが38年間も継続しているそうだ。

「生き様」を継続させる。

その時々の現実的な揺さぶりに対して、己の軸をぶらすことなく。上辺のノリに引っ張られて、我を忘れてしまうことなく。

自分が表現したい世界を、どんな状況だろうと打ち出していく。

それを一晩だけの、まさに「打ち上げ花火」で終わらすことなく、ロングランさせる根性。そんなことを、洞爺湖の花火を観て思った。

不安定な波の上で。

花火を打ち上げるボート、そして、それを何日も続ける職人は、圧倒的にグラウンディングしている。