雪は朝日に消えるように

京都に向かう京阪電車の中からおはようございます。今朝は7時におきました。

今日は京都合唱祭で合唱団の演奏があるので、朝からロームシアター京都に向かっています。

二人の子供は妻に預けて。自分の活動は妻の支えによって成り立っています。ありがたい。

それと同時に、子供も一緒に過ごせるような、そういう形態に変化しても良いのかな。あるいは、もう10年もやってきたのだから・・・、と自分を慰めるのか。

何にせよ、自分がどういうヴィジョンを描くか。どういう未来を望むかを、ぼく自身、もっとはっきりさせたほうが良い。

合唱団を始めて10年。

遊びでやっているのにも関わらず、苦労することのほうが多かったように思います。

なかなか人が集まらない。集まってもすぐに離れていく。

嬉しいこともあったけど、おそらくそれ以上に悲しいことも多かったし、辛いことも多かった。

ぼくの力量がないといえばそれだけの話なのですが。

それでも何とかやり続けてきた。

純粋に歌うことは楽しいし、本番の舞台に立つこともドキドキワクワクする。

ヴィジョンなどなくても、人が集まって歌う。これをする事自体が当たり前のようで当たり前ではない。

そんなことも感じています。

昨日、練習前に会場が近かったので六波羅蜜寺に行きました。

偶然にも。

弁財天様がいらっしゃったので、お御籤を引くことに。

何事も時の到るまで天に任せて 静かに身を慎んで居れば 雪が朝日に消えるように 楽しい時来る 今は何も控えよ

二歩先・三歩先に思い悩まむのではなく、目の前のことに集中しよう。

自分の想念で現実を捉えるのではなく、独りよがりの思い込みというフィルターを外して、その瞬間瞬間を純粋な感情で観察していこう。

お御籤からそんな気持ちを頂きました。神様ありがとうございます。

ということで、指揮を楽しんできます!

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ