橋爪大輔が考える共同創造とは?

おはようございます。4時30分に起きて、このブログを書いています。

今日から長男は保育園が再開して、橋爪家も平日が戻ってきます。そのタイミングに合わせて、早起きしよう、ということで成功しました。

さて、今朝は最近感じていることをブログに書きます。

それは、明らかに「共同創造の時代に入っている」ということです。

命令に従う。情報を統制して表に見せる側面をコントロールする。雇い主から業務を請け負う、という在り方から、

一人一人にそれぞれの世界観が存在し、自分のメディアを持ち、他者と響き合いながらも、自分のクリエイティブを活かす、という在り方へ。

世界は変化している、と、今、ぼくは感じています。

例えば、ぼくは今、DAISUKE HASHIDUME LIVE PERFORMANCE という、橋爪大輔が【企画】【集客】【出演】【演出】する舞台芸術の公演を2020年1月25日に神戸アートビレッジセンターで開催します。

おかげさまで70席が3日で完売

ぼくの名前で公演を打ちますが、そこには多くの方々が関わってくれています。

演劇部門では、脚本が水野嘉彦くん、役者で久保朋子さん、舞台美術で山田輝見子さん、照明が笠原啓子さん、音響が長洋子さん、舞台監督で岡里美さん、メイクで伊藤恭子さん、衣装提供で前田智章くん。

朗読部門では、絵本原作がイラストレーター華鼓さん、ピアノが田中裕子さん。

受付担当で山下美樹さん、他にもお手伝いをしたい、と言ってくれている方々が何人もいます。

関係者の数を数えただけでも、既に10人以上います。これはぼく個人が打つイベントの中ではおそらく過去最高の共同創造だと思います。

昨日の夜23時に、舞台美術の山田輝見子さん(きみちゃん)がTwitterでライブ配信をしていました()。

昨日、きみちゃんは劇場まで自ら下見に行ってくれて、イメージを膨らませ、そして、きみちゃんのやり方で舞台美術を制作しようとしてくれています。

ぼくがきみちゃんと話したのは「シンプルが好き」「色は白」。それ以外は、きみちゃんの創造性を活かして自由に表現して欲しい。

きみちゃんが凄いのは「そんなのむちゃぶり」とか「もっとプランを示して」とか「指示が欲しい」など「受け身」の姿勢を取らないことだと思います。

自ら進んで劇場まで下見するし、アイデアを膨らませて、どんどん創造していってくれる。でも、ぼくの世界観も(シンプル・白)取り入れてくれている。

こういう人と出会えているのが、ぼくは本当に嬉しい。

それはきみちゃんだけでなく、脚本のよしくんも、役者の朋ちゃんも、ピアノのゆうちゃんも皆そう。

自分のクリエイティブを遺憾なく発揮してくれて、なおかつ橋爪大輔とコラボしてくれる。今、ぼくは有難い環境に居させてもらっているなあ、と思います。

もう、人を「従わせる」時代ではないと思いますし、もう、情報は統制出来る時代ではないと思います。

それは「900人プロジェクト」の佐々木義幸さんと関わったことによって強く確信しました()。

佐々木さんのドキュメンタリーを年末に作りました。

Directed by DAISUKE HASHIDUME で、つまり、ぼくはぼくの世界観で佐々木さんを表現した。

一方で、佐々木さんは佐々木さんのメディア(Twitter・YouTube)で、佐々木さんの今の想いを表現され続けている。

最初は「足並みを揃えたほうが…」という気持ちになりましたが、よくよく考えればテクノロジーは圧倒的なスピードで進化している。

つまり、誰もが自分のメディアを持ち、自分の想いを自由に発信できる環境がもう整っているわけです。

だから、情報を揃えて公開していく、というのが前時代的になっている、とぼくは感じています。

自分の想いを自分の責任で自分のタイミングで自由に表現しよう。

その表現の粒が一人一人輝いて、それらが響き合って呼応しあって、一つの大きな塊として立ち上がってくる。それが共同創造なのだろう、と。

もちろん、想像するには基盤がいる。

それが、DAISUKE HASHIDUME LIVE PERFORMANCEでいえば、橋爪大輔の世界観だろうし、2020年6月20日のNew Earth Love Festivalでいえば、その基盤は佐々木義幸の世界観でしょう。

でも、橋爪大輔や佐々木義幸に「従う」「請け負う」ということではない。

それらの世界観の中で、自分の「表現」を自由に、自分の思うままにやれば良い。ぼくは、今、そんなことを考えています。

新年最初の稽古を天王寺でします。

集まるメンバーで共に舞台芸術を創る。その共同創造の場を、ぼくはぼくの美学で創っていきたいと思います。

今日は以上です。

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投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ