愛知県名古屋市の鳴海に行ってきた。
イラストレーター華鼓(はなこ)さんが手がけた心龍(しんりゅう)リング。
この指輪を創っている株式会社嘉匠(CASHO)の近藤嘉さん、そして、華鼓さんの取材をした。

二年前の2018年に、たまたま偶然、近藤さんの展示会で二人は初対面する。
そして、近藤さんから「龍をモチーフにした指輪を作りたい」と聞いて、華鼓さんは鳥肌が立つ。
私も次作は龍を描きたいと思っていた
近藤さんは龍を作りたいけど、デザインすることが困難で手を出せずにいた。

そこにイラストを描ける華鼓さんが現れた。

二人は意気投合して、龍を作り始める。



華鼓さんは、指輪を創る時、最初から「この龍の背景にある物語を描きたい」という想いを持たれていた。

そして、一枚ずつ、絵を描き始める。

華鼓さんは龍を描くにあたり、
「龍ってどんな生き物だろう?」と思って2018年に龍穴神社に行ったとか。
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2018年4月。
ちょうど、ぼくも理系人間の水野嘉彦君を誘って龍穴神社に行っていた。

その動画をYouTubeで見た華鼓さんは、何か縁を感じ、橋爪大輔に連絡をする。
2018年6月5日のやりとり


当時は出版できるかどうか、なんの形にもなってない中で、華鼓さんは絵を一枚一枚描かれていた。
2018年6月26日。

その時、ぼくはちょうど前田智章(スコップ)くんと一緒に奈良県の大神神社に参拝。

嘘のような本当の話。
ぼくは二年前に、三輪山を登りながら、既に「舞台を創りたい」と話していたようだ!
唖然・・・
その願望が現実化したのか。
2020年1月25日。
神戸アートビレッジセンターで、朗読・橋爪大輔 ピアノ・田中裕子で、舞台公演が現実化する。

LIVE PERFORMANCE
時を戻して、2018年7月。
ぼくは華鼓さんとこんなやりとりをしている。

ぼくは橋爪事務所にやってきた田中裕子さんと華鼓さんをビデオ電話で繋げる。

田中裕子さんは、その後、絵本『天の使い』に出てくる「きらからかぞえ歌」の作曲をすることに。

全ての出会いが偶然のような必然で今に至っている。
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2年の時をかけて、絵本『天の使い』は完成した。

あとは、この絵本、そして心龍リングを一人でも多くの方に知ってもらう。この絵本と指輪を必要とする方に届ける。
それはぼくのお役目なのだと思う。
だから、こうしてぼくは関わっているはず。これはきっと龍神からのミッションだ。
だから、全力でやる。
朗読で作品の物語を届ける。

動画で制作者の想いを届ける。
イベントを企画して、原画や指輪に直接触れる機会を創る・・・。
出来るアプローチはいくらでもある。
龍神さん、見ていて下さいね、色々やってみますから。だから、後押しをよろしくお願いします。
頑張ろう。
