新しい時代のスタートに備えて、今から自分のVisonを描き始めよう

西田敏行さんが新型コロナで「俳優の危機」を訴えられたそうです。

「仕事と収入の双方が失われて、生きる危機に瀕する事態」という表現を見て、ぼくは「仕事や収入はもらわずに、自ら生み出して行きませんか」と思いました。

お客さんを集めることも、公演に対する関わり方も、報酬の出どころを確保することも、自分の選択と責任で行う。

それは役者だけじゃなくて、働く人は皆そうで。自分の力や才能を活かして、人の役に立ち、お金を受けとる。

新しい時代の生き方、働き方を伝えて行きたいし、ぼく自身も実践・より洗練させていきたい。

これから、いよいよコロナウイルスによって、長い停滞期が始まると思いますが、その間に、コツコツと新しい時代を生きる準備を整えて行く。

そんな今日は、昼過ぎまでずっと主夫でした。昨夜、妻が体調を崩したので、今日は一日、橋爪事務所に布団をひいて休んでもらっています。

ぼくは昼までは掃除をしたり洗濯をしたり料理をしたりしていました。ようやく一息ついてブログを書いています。

洗濯物を干しながら、YouTubeで竹田和平さんの動画をワイヤレスイヤホンで聴いていました。とっても勉強になる。

自宅にいながら、家事をしながらにして、これからの時代に向けての学習をすることが出来る。すごく生産性の高い行為だ、とぼく自身は感じています。

そして、橋爪家は空き家を改装していて、リビングの隣に事務所を設けています。

自宅の掃除が職場の掃除になる。

例えば、昼まで事務所で仕事をして、お昼ご飯をダイニングで食べて、そして少し昼寝して、また事務所で作業を再開する。

そんな、家庭と仕事のスムーズな行き来も、この暮らしなら可能になります。

今年から始めた橋爪塾(新しい時代に共に活躍する仲間を創り出す、言わば新時代のジョブトレーニング機関)。

塾の授業は対面ではなく、動画配信を通じて行っています。だから、場所を選ばず、時間を選ばずにぼくは仕事(授業)を出来るし、塾生の方々は自宅で授業を受けることが出来る。

別に今の情勢を予め意識していて、テレワークをしていたわけではなく、あるいは自宅兼事務所を始めたわけではなく。

何となく「あ、自宅が職場だったら通勤時間が無くなるから良いな」「授業を動画配信したら全国から受けてもらえるし、ぼくは自宅を拠点に生活と仕事が出来るな」。

そう願って行動したら、今の環境が現実化しました。

だから、まずはやっぱり自分の未来に対するVisionを掲げることが重要なのだろうな、と思います。

何も、一生涯かけて取り組む!みたいな、壮大なものじゃなくて。例えば、どんな暮らしをしたい?とか。どういうやり方で仕事をしたい?みたいな。

ディティールからイメージしていくと、描きやすいかな、と思います。新しい時代に備えて、貴方のVisionを描いていきましょう!

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ