人の多くは、自分の「既存の価値観」の中で物事を判断したり善悪を決める。

そして、その価値観はその時代の常識、偏見、恐れ、怒り、悔しかった過去の体験から生まれていることが多い。

本人から見たら、世界はそのように見えているのだろう。しかし、物事には色々な側面があることも同時に意識するべきだ。

例えば、いつまで経っても約束を守らない人がいたとする。

その時に、普通の人は「もう期限は過ぎている。速く実行してくれ」と相手を急かすかもしれない。

一方で、物事を様々な角度から見ようとする人は、

「この人はひょっとしたら自分でも気づいていないが、本来は自分のやるべきことではないことをしているのではないか?だから動きが停まっているのか?」

そんな問いを立てるかもしれない。

例えば、集まりに遅刻してきた人がいたとする。普通の人は「遅刻してはいけません」と叱るかもしれない。

一方で、真理を見ようとする人は「この人はなぜ遅れてきたのかな?何か落ち込んだことでもあったのかな?」という問いを立てるかもしれない。

ものの見方を一つの定義に固定させない。

対象は常に移ろいゆく雲のように、情報を収集するごとに、人と対話するごとに変化する。必ず。

だから、まずは頭ごなしに自分の考えを押し付けるのではなく、固めてしまうのではなく(遅刻してはいけない・はやく約束を守れ)、自分の見方は片目に据えたまま、もう片方の目では、できる限りジャッジをせずに、相手から意見を聞く。情報収集をし続ける。

そういう人が真に知性のある人だとぼくは思うし、リーダーになるべき人だと思う。

そして、ここからはぼくの価値観だけど、ぼくがリーダーとして人と関わる時は、相手を見る時に、常に相手の魅力にフォーカスしたい。

人間、誰しもが凸凹を持っている。

凸凹のへこんだ部分を叩くのは簡単だ。それはその人の弱点だから。何か争う場面では、弱点を叩けば試合を優位に進めることが出来る。

しかし、そんなことをしていったい何になるのだろう?

弱点は叩くのではなく、無効化出来る方法を探るべきだ。

それはチームになって、相手を尊重しあい、苦手な部分を補い合い、自分の突出した部分を十分に発揮して貢献することだ。

これは自慢なんだけど、ぼくはそうやって人と丁寧に数年をかけて関係性を築いてきたから、今、そんなチームメイトに恵まれている。

橋爪大輔の良さを理解して、全力で未開拓地に向かって走らせてくれる為に、本部で様々な処理をする後方支援のメンバーがいる。

橋爪大輔が陥るかもしれない危険を回避するために、司令塔に立って戦略を考えるブレインもいる。

ありがたい。

だから、プレイヤーとしてのぼくのやるべきことは、誰よりも速く前に向かって走ることだ。誰にも追いつけないスピードで後ろを振り返らずに。

昔からかけっこは得意だった。お安い御用だ!

2021.09.05 愛知県豊川にて

【 橋爪大輔 出演情報 】

京都(09/12)
神奈川県相模大野(10/08)

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