コロナウイルスによって、生き方や働き方、価値観や何を幸せと思うかの集団意識が変化していますよね。パラダイムシフトが起こっている。
コロナが来る前から、少しずつ少しずつ変わっていたのだと思います。それが一気に加速した。
出来る事なら満員電車に乗りたくない。でも、大抵の人は「朝には学校や会社に行くものだ」という前提で生きているから、ある決まった時間に一斉に移動する。
ピークを避けたそれ以外の時間帯は結構ガラガラの時とかありますよね。
長時間労働している人が「素晴らしい」長時間勉強している人が「素晴らしい」という価値観もあったと思います。
でも、コロナによって自宅で過ごすことが多くなり、仕事も大切だけど、それ以外の「大切なもの」も気づき始めたのではないでしょうか。
家族・趣味・両親・友人・好きなこと・日常にある幸福
なんでこんなことを急に書き始めたかというと、生き方や働き方は多様化している。じゃあ、自分はどんな生き方をしたいか?どういう風に働きたいか?どんな人間関係を築いていきたいか?
そういう様々なことに、今、自分が主体的に選び、自分だけの道を進める。そんな時がやってきているように思うからです。
他人との比較や競争ではなく、心から自分がやりたいことをやり、愛したいものを愛する。それが出来る時代になったのだと思います。
世間から求められる生き方を外れても生きていける。それはなぜか?やはりインターネットが大きいのではないでしょうか。
例えば、ぼくは仕事のメインは殆どオンラインです。
YouTubeとtwitterとブログとzoomがあれば仕事が出来る。パソコンとスマホとiPadがあれば仕事が出来る。
もちろん最初は何も出来ません。
土を耕し、畑に栄養を与え、種を蒔き、作物が育つように、朝も昼も夜も、雨の日も風の日も、エネルギーを注ぎ続ける。
そして、収穫を迎えて「これだけかー!まあ、初めてだしな、来年、頑張ろう」となり、また、翌年も淡々と土を耕し、種を蒔き、雪の日も嵐の日も、エネルギーを注ぎ続ける。
すると、外部に「狩り」をしにいかなくても生産出来る、自分だけの「農園」が出来上がります。自分のペースで種を蒔けるし、作物を収穫出来る。
そういう生き方が出来る。
時間はかかるかもしれない。でも、少しずつ少しずつ自分が望む生き方を選択できるようになってくる。
だから、最も重要なことは「自分はどう生きたいのか?どんな働き方をしたいのか?」を徹底的に考えることだと思います。
そこが全ての始まり。
ぼくは自宅と職場が同じ、職住一体の暮らしがしたかった。だから2017年に空き家を改装して自宅の中に事務所を作りました。
今、その事務所から毎日毎日、仕事をしています。事務所の隣の部屋では家族が思い思いに好きなことをして一日を過ごしている。
そして、オンラインで仕事をしつつ、全国各地に出張して、沢山の人とつながりを育みたい。励まし合う関係をつくりたい。
だから、橋爪塾(オンライン)と合唱ワークショップ(東京・札幌・青森・福岡・大阪)を立ち上げています。
まずは自分が何をやりたいか?そこを考えていきませんか!応援しています!
それでは今日も素敵な一日をお過ごしください。

【 お知らせ 】
今夜19時からは橋爪事務所のYouTubeチャンネルで「夜19時の対話:ゲストはびんちゃん」をライブ配信します。ぜひ観に来てね!
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