文章を書くことについて

文章を書く時って「最初の一行に何を書くか」が決まりさえすれば、そこから先は文字は勝手に走り続ける、という感覚がある。慣性の法則のように。

抵抗せずに放っておけば、文章はどんどん内側から出てくる。

じゃあ、なぜキーボードを打つ手が止まるか?というと、そこに思考が挟まってしまうからだ。

「こんなことを書いたら周りからどう思われるだろう?」「さすがにこれは恥ずかしくて書けないなあ」

そういう意識が邪魔をし始めると、途端にブレーキがかかってしまう。

それは何も文章を書く時だけではなく、日常の選択でも同じことが言える。

○○に行きたいと思った。心は「行きたい」を欲している。

でも「じゃあお金はどうしようか?」「きっと時間がないだろうな」「そこにいくことで、他人からどう思われるだろうか?自分にどんなメリットがあるの?」

こういう「抵抗」を感じると、行動にブレーキがかかる。そのまま望み通りに進めば、魂が求める方へ導かれるのに。

願望が生まれたら抵抗しない。もしも望まない方向に進んだらどうしよう?みたいなことに意識を向けない。

導きに従う。

いつも必ず導かれている。大丈夫、そのまま行こう。他人から言われることなんて気にするな。私は私が求める道を進もう。

文章のことを書いていたのに、気がつけばエイブラハムの教えになっている。

昨日は「ブログ教室」が開催された。

ブログ教室というタイトルだったけど、InstagramでもFacebookでもnoteでも文章は書けるし、ブログというより「文章教室」で良いと思う。

プロのライターになるなら話は別だけど、ぼくたちが文章を書く時はシンプルに「本音を書く」。ただただそれだけで素晴らしい。

今、自分が感じていること、思っていることを、率直に文字に落としていく。すると、まず自分自身が「私はこういうことを思っているんだな」と自覚出来る。

格好良く書く必要もなければ、飾る必要もない。

ただただ自分のシンプルな想いを綴れば、それだけでもう美しい、とぼくは思う。

文章を書く、って全然特別なことじゃなくて、気軽に自分の世界を表現出来る、愉快な創造の時間だ。

一人一人に自分の世界がある。

貴方の世界を感じたい。ぜひ、日常の中に文章を書く、というワンシーンを取り入れてみよう!

投稿者:

橋爪大輔

1985年生まれ