今、ホテルでこの文章を書いている。
昨日は相模大野にて NIJI ROCK FESTIVAL 2022 を開催した。まだライブのエネルギーが身体に残っている。
相模大野でライブを行ったのはこれで三回目だ。コロナウイルスが蔓延する2020年。200席ある客席にわずか20人程のお客さんと共にライブをしたのが一年目。
正直、寂しかったし、悔しかった。
二年目の去年はコンセプトを今の形にリニューアルして、全員参加型のライブを打ち出し、皆が自由に乗れる船が出来た。
挑戦し続けて三年目。
NIJIROCKは自分の手を離れて大きな渦を作り、関わる人全てを巻き込んだ、圧巻の祝祭へと成長した。
その幸せでしかない旅路の一部始終を最後まで見届けることが出来て、やり切った気持ちで今、いっぱいだ。
諦めずに旗を立てて、想いを伝え続けてきて良かった。自分の力を信じ、他者と共鳴して、逃げずに前に進んで良かった。
でも、自分が創造したい世界はこんなものじゃない。次の願望は1,000人が入る大ホールをおさえて、イベントの規模を拡大することだ。まだパワーは有り余っている。
目指すは武道館1万人。才雅さんがステージで涙ぐむ姿を見たい。
祭りは終わった。
エンディングの盆踊りで円を描いたサークルは、一人一人の個人で成り立っている。
今日からまた再び独りに戻り、コツコツと淡々と、自分の世界を創り上げよう。秋には東京や大阪で単独ライブも控えている。
一人で世界を創る。その上で、また皆とコラボを楽しみたい。
ぼくたちは今からだっていつからだって、何だって出来る。何者にもなれるし、何だって創り出せる。
思い込みという制限を外して、見えない力と共に前へ進むのみだ!
2022.08.12