37歳の誕生日から始まったこの連載、今日で【003】です。
まずは改めて、橋爪大輔は今、どんなことをしているのか?について書き進めています。
ぼくの仕事は今、こんな感じです。
橋爪塾 塾長
アーティスト
合唱指揮者
YouTubeクリエイター
編集者
プロデューサー
今日は合唱指揮者について書きます。
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今から18年前の2004年。
ぼくは大学で合唱と出会いました。
中学&高校生の時は、ゆずや19(ジューク)が好きだったので、大学では「フォークソング部」に入りたい、と思っていたのですが、部室を覗きに行ったら、先輩達は皆、軽音部っぽい。
当時、ぼくは「アコースティックな音」を好んでいて、エレキは毛嫌いしていたので、なんか違うぞ、と。
それで、どうしようかなあ・・・と思ってキャンパスをウロウロしていたら、合唱団の先輩に声をかけられました。
歌ってみると、ハモリが気持ちよくて楽しい。
そして、とにかく先輩からご飯を奢ってもらえた記憶がありました。一気に大学生活が楽しくなりました。
合唱をしているうちに、しばらくすると「ぼくも指揮を振ってみたいな」という欲求が出てきました。
自ら立候補して、2回生から学生指揮者になりました。指揮者として練習を進めたり、本番の舞台に立つことは心から楽しかった。
次第に、授業を聞かずに、席の一番後ろで、楽譜の分析をしたり、「今日はどんな練習しようかな?」とイメージしたり、大学生活の殆どを合唱がしめるようになりました。
卒業した後も、当時の同級生や後輩を誘って、京都で一般の合唱団を結成。10年ぐらい続きました(今は休止中)。
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2014年に個人事業主として、開業届を税務署に出したのですが、その職業欄には「指揮者」と書きました。
合唱の指揮者として仕事がしていきたかった。
合唱を通じた世代間交流、合唱を通じた職場活性化、合唱を通じた多文化共生・・・そんな取り組みをしたいと思っていたし、幾つかのプロジェクトにも関わりました。
でも、指揮の仕事なんて殆どありません。そもそも、ぼくは音楽大学も出ていない、むしろ文学部です。
それで、仕事もなく暇をしていたので、YouTubeの発信などをしたりしていると、きみちゃんという女性と出会いました。
きみちゃんはぼくに「合唱をしたい」と言ってくれました。それで2018年12月に始まったのが「合唱ワークショップ」です。
合唱ワークショップは福岡、大阪、名古屋、東京、青森、札幌まで広がりました。普段はきみちゃんが中心となって、zoomで練習をしています。
半年間ぐらいzoomや各地で練習をして、そして、8月11日に相模大野で開催する NIJI ROCK FESTIVAL で発表、というスタイルが現在の合唱ワークショップです。
きみちゃんの「合唱をしたい」がここまで繋がっていることに感謝ですし、ぼくも諦めずに指揮者をやり続けてきて良かったなあ、と感じています。
これから合唱指揮者としても色んなことをしていきたいです。
児童合唱に関わってみたい。海外に行って指揮をしてみたいし、その様子をYouTubeで発信したい。
合唱は上手い下手関係なく、誰でも気軽に参加できて、しかも一体感を感じられる、とっても素敵な表現活動です。
ということで、今日はこの辺りで。最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
2022年09月24日(土)【003】
p.s.
今夜21時からTwitterのSpaceで、やっさん(元・お稲荷やすじさん)と対談します。
やっちゃんが企画してくれた壱岐ツアーは満員御礼になりました。その勢いのあるやっちゃんと、どんな話が出来るか、とっても楽しみです。
ぜひ聴きに来て下さい!