「すみれワンダーランド」が東京の銀座で開催されている。

昨日の【 1日目 】は主催のすみれちゃんが「ako」をプロデュースする、という回だった。

「すみれワンダーランド」で1日を過ごす中で、色々な気づきがあった。それについて今朝は書きたい。

すみれちゃんは今回のイベントが初主催。

彼女は、イベントを告知する文章の中で「リミッターをはるか彼方にぶん投げ、やるからには全力で」という一文を書いている。

ぼく自身もそんな言葉をSNSでよく発信する。

「制限を外そう」とか「やりたいことをやろう」とか。でも、実際にこの三次元で何かをやる時、ぼくを含めて殆どの人は「妥協」の中で物事を選択しているのではないだろうか。

「ちょっと汚いけど、安いし、この場所で良いか」とか「まだ作り込みたいけど、時間もかかるし、この程度のクオリティで良いか」とか。

すみれちゃんは・・・いや、ぼくは昨日、彼女を見ていて「すみれ監督」と呼びたくなった・・・すみれ監督は、自分の思い描いたイメージを三次元に創り込む時、一切の妥協をしない。

会場、装飾、衣装、小道具、選曲、演出。細部まで自分の世界観にこだわり抜こうとする。

もちろん、第一線で活躍する、実績も立場も、そして資金も在るクリエイターは、すみれちゃんのように、理想の環境で仕事をしているだろう。

でも、それを、自身の初めての主催イベントで彼女はやり切っているのだ。まずもって、これがどれほど凄いか、ということをぼくは声を大にして伝えたい。

やりたいことがあるけど、結局、言い訳してブラブラしている「ぼくたち」は、すみれワンダーランドに足を運ぶと良いよなあ、と心から思った。

明日、死ぬかもしれない。

だったら、目前でやろうとしている、自分が懸けているもの(それは作品かもしれないし、演奏かもしれないし、イベントかもしれない)に、全てを投げ打ってやり切れ!

そんな根性とパワフルさを、ぼくは昨日のすみれ監督から教わった。

そして、ぼくたちは「暖かで安心安全の関係性」の中で、幸せを感じながら「才能で仕事をする」フェーズに入ったとも体感した。

今まで、すみれちゃんのことを知っている人の殆どは「すみれちゃん」として彼女を認識していたと思う。

例えば、ぼくも人と関わる時「だいちゃん」という玄関があるし、akoちゃんには「あこちゃん」という関わりやすい導入部分がある。

京都でサロンをしている円谷静香さんには「えんちゃん」という親しみがあるし、NIJIROCKでライブ配信をしてくれた飯田智史さんには「さとちゃん」という繋がりやすさがある。

ぼくはSNS活用講座で、まずはその窓口を用意することが重要だと伝えている。

人と人とが繋がることで、ご縁は友情に変わったり、仕事に変わったり、また新たな出会いに変わって行くからだ。

だから、まずはニックネームを持つこと。

そして、その繋がった中で、誰に遠慮することなく、自分の狂気とも言える個性を出し切る。

フルスイングする。
爆発させる。

そのクレイジーなエネルギーは必ず誰かの心を打つ。心が震えるということは、人から人へ伝わっていく、拡がっていくということ。

すると、そこにお金を含めた豊さが循環し始める。

それをすみれちゃんは「すみれワンダーランド」でやって見せていると思うし、すみれ監督として「すみれワンダーランド」の興行を2回、3回と打っていくことで、自ら自分のキャリアを築いて行くだろう。

ぼくにはそんな未来が見えた。

すみれ監督がクリエイターとして 0→1 の世界感を創り出し、主演(今回でいうakoちゃん)をブッキングする。

オファーを受けた役者は、監督の要望に応えようと、自分の中に眠っていた「才能」を舞台で発揮させる。

そのリミットの外れた姿を観てファンは喜ぶ。その喜びは豊さに変わっていく。また次に繋がるパワーが集まる。そのパワーで次の興行を打つ。

夢のような仕事を、すみれ監督なら出来る。ぼくは心からそう思った。

すみれちゃんは仕事を辞めて、一年間、自宅で療養していたそうだ。

また、周りでキラキラと輝く人たちを見て「悔しい」「羨ましい」という感情を、メラメラと燃やしていた。

そんな(ひりついた)すみれちゃんが満を持して爆発させたのが、このすみれワンダーランドだ。

遥かに想像を超えた世界観だし、すみれちゃんの、この日に懸ける想いが本当に心の底から伝わってきた。そして、すみれ監督の圧倒的な才能を知らしめた昨日だった。

今日の二日目はすみれちゃん自身がステージに立って歌う。ぼくは出演者としてギターを弾いたり、すみれちゃんとデュエットで歌う。

銀座で今日も、どんな気づきを得られるのか、楽しみだ。すみれちゃん、この世界を見せてくれて本当にありがとう!天才だ!

2022年10月02日(日)
写真:中川 真由美