ぼくはギターを背負い、スーツケースを片手に、家族の居る大阪の家を出た

たとえ、何かについて言葉を並べたとしても、その言葉だけでは到底、全てを表現することは出来ない。

だからこそ、ぼく達は一人一人に身体があり、心があり、一人一人に物語があるのだろう。

一人一人が、自分の頭で考えて、自分の言葉で話す。

用意された誰かの文章を音読させられるのではなく、世間で暗黙の了解とされている正解に、己の思考と行動をがんじがらめにされるのではなく。

今、自分は何を感じているのか?
何を大切にしているのか?

どこに向かって歩き出し、どんな道を切り開こうとしているのか?

その自分の本音を、胸に抱いている想いを、信じ続けている未来を、そっと閉まっておくのではなく、えいや、と表に出す。

黙っておけ、と言われるかもしれない。立場をわきまえろ、と言われるかもしれない。お前が発言するのはまだ早い、と言われるかもしれない。空気を読め、と言われるかもしれない。何様のつもりだ、と言われるかもしれない。

そうやって、一つの正解に抑圧されて、この世界は彩りを失っていく。

世界は自分の力で創る。

一人一人が自分の物語の主人公として輝く。

その物語にはストーリーを面白くする為の「事件」や「敵」が現れることもあるだろう。

でも、それは全て物語に必要な機能で、幕間に楽屋を覗くと、お菓子を食べながら、敵も味方も一緒に笑い合っている。

ぼく達には一人一人に身体があり、心があり、一人一人に物語がある。

どうか、あなたの物語を紡いでほしい。他の誰でもない、あなたの言葉で話してほしい。

ぼくはぼくの物語を語ろう。
これはぼくの物語だ。

ぼくはギターを背負い、スーツケースを片手に、家族の居る大阪の家を出た。

2022年11月8日(火)満月

もう一度、立ちあがろう!
夢に手を伸ばそうぜ!

橋爪大輔がギター1本で演奏する弾き語りライブを東京で11月12日に開催。

詳細 & チケットはこちら

お稲荷やすじとの思い出|まだまだ勝負はこれから

博多からおはようございます。

昨日は長崎県の壱岐の島に行ってきました。壱岐の三大龍神とツクヨミと弁財天を巡るツアーに参加しました。主催はやすじさん。

2019年に「お稲荷やすじ」として活動していたやっちゃんが、昨日限りの、一日限定復活で壱岐の島の案内をしてくれました。

2019年のお稲荷やすじさんとぼく

このツアーが生まれたのは、色んな経緯があり、そこから書き始めると長文になるので除きますが・・・

兎にも角にも、昨日、約3年ぶりに、やっちゃんのご案内でツアーに参加することが出来て、嬉しいなあ、という気持ちでいっぱいでした。

三年ぶりに案内するやっちゃん

ぼくは4年前の2018年に「龍神に会いに行く」という動画をYouTubeに公開したことから、スピリチュアルの世界に一気に誘われました。

その流れで出会ったのが、やっちゃん。

きっかけは2018年9月に札幌で開催したランチ会。そこに参加してくれたのが出会いです。

2018年の年末、12月に京都の伏見稲荷で再会。

その時に「お稲荷やすじという名前で活動したらどうか?」と提案したのが、ぼくなんです。

やっちゃんは伏見稲荷出身で、子供の頃から稲荷の御山を遊び場のようにしていたそう。

そんな人に案内してもらえたら、楽しいだろうし、説得力があるだろうな。多分、そんなことを思って、提案したのだと思います。

当時のYouTube 2018年12月

やっちゃんは「お稲荷やすじ」に命を吹き込み、次に会った2019年2月には、すでにキャラクターが作り込まれていて驚きました。

当時は「凄いなあ」程度にしか思っていなかったです。

でも、そもそもやっちゃんには「物語を紡ぐ才能」やそれを「現実化していく地力」が備わっていたからこそ、あの短期間で、お稲荷やすじは作り込まれていったのだと振り返ります。

2019年2月 伏見稲荷

2019年の一年間は驚くほど多くの神社をやっちゃんのご案内で巡りました。

そのどれもが美しい思い出です。

北海道 洞爺湖 2019年05月
神奈川 江ノ島 2019年06月
奈良 曽爾村 2019年06月
滋賀 竹生島 2019年07月
宮城 金華山 2019年07月
奈良 天河 2019年08月
愛知 豊川稲荷 2019年09月
広島 厳島 2019年09月
島根 出雲 2019年11月

そして、この頃(2019年10月)、ぼくは初めて壱岐の島を訪れます。

きっかけはやっちゃんから龍光大神(りゅうこうおおかみ)のお札をもらったことです。

三年前、ぼくは龍光大神さんの前で以下のような宣言をしました。

ぼくはもう、自分の上に誰かを置かない。そして、自分の下にも誰かを置かない。誰も馬鹿にしないし、関わる人全てに敬意を表す。

男性も女性も対等。年上も年下も大人も子供も国籍も関係ない。挑戦する人も失敗した人にもエールを。

どんな人でも自分にしかない才能がある。個人として自分らしく立ち、緩やかに愛を持って繋がり合う。

そういう世界をぼくは創り上げたい。

三年前はたまたま偶然、歌手のツダユキコさんと遭遇して、ユキコさんの歌を聴きました。

それから、三年が経ち、その三年の中で、ぼくは弾き語りを始めました。

そして、今度は自分が歌を奉納する、という流れになるとは・・・本当に、人生は想像を超えた展開をしていくよな、と改めて感じます。

ツダユキコさん

今回、龍光大神さんに「久しぶりにこの丘に来て、そして、君が宣言したことをもう一度、思い出しなさい」と言われた気がしました。

活動をする中で、忘れてしまっていた想い。奉納演奏では、それを強く思い出させてくれる出来事もありました。

昔、掲げた志。
信じた道。
マグマのような情熱。

その熱い気持ちがあったとしても、思うようにいかない現実を過ごすうちに、消えてしまいそうになる。

でも、こうして、本当に大切にしていることは、タイミングがきたら何らかの形で思い出させてくれる。

本当にご縁のある人とは、離れていても、いつかまた再会する機会がやってくる。

そんなことを感じさせてもらえた一日でした。

3年前 2019年
現在 2022年

三年前の2019年の11月は、その後、驚くほどの展開がありました。

スピリチュアルYouTuber達との出会いから、akikospiritualに繋がり、弾き語りを始めました。

昨日、龍光大神さんを参拝したことで、また現実が動き出すのだろうと思います。動き出してほしい。流れが来るなら、どんと来い、という気持ちです。

その流れに乗って、どこまでもどこまでも拡がっていきたい。自分の肉体や備わっている力を味わい尽くしたい。

まだまだ勝負はこれからなのです。

2022年11月02日