毎年、冬の時期は新しい季節に向けて、一旦、ゼロになるな、と感じている。
2022年に蒔いた「願望」は冬になる前に大体、収穫が終わった。今、ぼくの畑は次のシーズンに向けて、土壌を耕している、という感触だ。
今の自分に必要がないものは、年末までに殆ど手放した。
というよりも、半ば強引に削ぎ落されていった。それによって、結果的に、エネルギーは引き締まったし、身軽になったので、いつでも加速出来る準備は整っている。

どんなことがあろうが、自分の人生を生きることを恐れないで欲しい。あなたの人生を生きることは「あなた」以外の誰にもできないことだから。
何があっても大丈夫だ。
ぼくたちは既に、様々な存在から沢山の助けの手を差し伸べられている。
それはテレビから入ってくる情報かもしれないし、親しい人からのお誘いかもしれない。コンビニでもらうレシートの「ゾロ目」も応援だ。
もうこれ以上「得る」必要はない。
それらのサインに「気付く」だけでいい。
「こうしなければいけない」というこだわりや制限を捨てた時、大いなる存在はぼくたちを最善の道に導いてくれる。というか、今も導かれている。
流れに身を任せよう。
天気が変わるように、季節が変わるように、流れもどんどん変化していく。やってくるものに対して、善悪のジャッジをせずに、ただただ「面白いなあ」と楽しんでいればいい。
「有難いなあ」と感謝するだけ良い。豊かさを遠慮せずに、受け取ろう。
ぼくたちの人生なんて、宇宙の歴史から観たら、一回の呼吸に過ぎない。だから、生きている今を思う存分、楽しもう。
時間は貯金できない。心がワクワクするものを追い求めよう。
畑は、今はゼロの状態だ。何の種も蒔いていない。ということは、今から何だって創造出来る、ということだ。
次はどんな体験をしようか。
全て自分で決められるのだから。
2022.12.13 橋爪塾 文章表現より